▶◀ 2017-11-18 19:31:09 |
通報 |
>39 柊修吾様
下一桁→9( 奇数の為、【調査】失敗 )
ガラスに手を遣り外へと視線を巡らせるも想像以上に霧は濃く、目を凝らしても近くに植えられた木以外にはっきりと確認できるものはない。しかし薄ぼんやりと見える地面は遠く、恐らくここは3階だと予想することができる。貴方が触れたガラスは冷たく、普段学生たちが使っている教室にしては綺麗に磨かれすぎており汚れの一つすら付いていないようであった。そうして貴方が窓の方へ向かっている内に先程転がってきていたマーカーは床のどこかで動きを止めたらしく、気が付けば地面を転がる音は途中で途切れている。貴方の足音や呼吸音だけがその場に響く中、ふと背を向けた教室内に何かの気配を感じたような気がした。
トピック検索 |