偽り 2017-11-13 20:04:49 |
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〉皇先輩
(ピコピコ、というゲーム機特有の効果音が己の手中で鳴る。オレンジ色に染まり堕ちたの校舎内をウィンクショッピングのような緩い歩調で練り歩く彼女は、すっかりゲーム画面に集中しており。完全に周りが見えておらず、「よっしゃ」だの「チッ」だの分かりやすい反応を口許で小さく頷く呟いて。夕陽と共に、途方に暮れる貴女の存在に気付かず趣味を満喫していれば、多少頭を垂れている自分は相手にぶつかりそうになるのも気付きやしない)
(/絡み失礼します!未熟者ですが、これから宜しくお願い致します)
落合くん〉
…………ああ、まあ(言ってしまった。思わず呟いてしまった。此方も独り言を聞かれるとは思っておらず、罰が悪そうに視線を逸らして。己の頬に指先を当てて軽く擦れば、直ぐ様貴方に視線を戻し)…そうですか、好きな人居るんだ…。(先輩か後輩かわからない中、曖昧な敬語とタメ口を使う)
日之宮先生〉
……分かりました、分かってます(明らかに不満そうな顔。未だ貴方との距離は遠く、口答えするにもし辛い為に。ふいと視線を逸らすと、数分前にゲームを切り上げておけば目の前の教師と鉢合わせすることはなかったと内心で後悔する)
向坂先輩〉
~♪~~♪♪(貴女が廊下を進んで行く脇を、彼女の姿が通り越す。イヤホンを両耳に装着して何かの音楽を聴いている、相手と同様に小さくご機嫌な鼻歌を歌った姿。片方の肩に鞄を引っ掻けている辺り、授業が同タイミングに終わったらしい。実は彼女も目指すところは貴女と同じ場所で、程好い日差しを受けて照り輝く中庭を、歩みを進ませつつ廊下から眺めており)
(/絡み失礼します!未熟ですが、これから宜しくお願いします)
有栖川先輩〉
腹へったー……誰か恵んでくれないかな、死んでしまう(人気のない廊下を歩きつつ、ぐうと鳴る腹の管理に困り果てている。今はスウィーツが食べたい気分で、アレコレ想像しながら廊下を歩く。一歩進むごとに食べたいお菓子は増えていって、甘いもので埋め尽くされる思考回路に手がつけられない状態。素の独り言は虚しく響き渡ると)
(/絡み失礼しますー!未熟者ですが、宜しければ仲良くして下さいー)
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