【 ＧＬ 】 黒百合 と 白百合 【 人数制限 あり 】

＞藤野クン
ざーんねん、此処に覗きが居たりするんだにゃあ。人間用の鮭は塩漬けになってるから、そこの子猫ちゃんにあげるのはお勧めしないかにゃあ？
(漸く捕まえた子猫を片腕で抱いたところでふと眼下から人の声を聞き取り、木の上からそっとそちらを覗き込むと何やら可愛らしい会話の最中を目撃してしまい。面白いネタを見つけたとばかりににんまりと口角を上げれば枝に腰を下ろしたまま相手に聞こえる様やや張った声で一言、揶揄いの意図もあってかわざとらしく猫の鳴き真似を語尾につけながら忠告を口にすれば猫を抱いていない方の手を招き猫の様にくいっと曲げて見せて)

＞九重センパイ
…あら御機嫌ようおねーサマ。ありがたーいご指摘身に沁みますわぁ。
(もうすぐ子猫の元にたどり着くといったところで聞こえてきた覚えのある声に一度動きを止めて下方へと視線を向けて。呆れた様子の相手の登場にはっと鼻で笑って見せればコテコテに取り繕った言葉で挨拶と少しの嫌味を込めた言葉を返し。止めていた動きを再開し漸く子猫の居る枝まで登り切れば小さく息を付きながら枝に腰を据えて目的の小さな毛玉を腕の中へ収め)
＿＿"これ"が自分で降りられるかなんて、蘭の知ったこっちゃないよ。ただベタなシナリオみたいな状況をなぞったらどんな気持ちか知りたかっただーけ…センパイ、蘭がこういう子だって知りませんでした？
(あくまで子猫救出は自分の目的のオマケとばかりに言葉を続ければ眼下の相手に悪戯っぽい笑みを向け。どちらにせよ目的は達成されたために完結してしまった行為に些かつまらなそうに溜息を付けば抱いた子猫を徐に服の胸元に突っ込み、みゃあみゃあと不満を訴えるそれを他所に再度枝に四肢を掛けゆっくりと降下を始めて)
( / 絡みありがとうございます！元恋人同士ながらも九重様には新恋人がいらっしゃる…なんとも複雑な関係に此方もわくわくしております(笑)これからよろしくお願いしますね！)

＞薺
＿＿薺、じょーずに受け止めてね。
(子猫を助け腕の中に納めたまでは良いもののお荷物を抱えたままこの高さから下りられるか、そんな思案をしていた最中聞こえた自分を呼ぶ声に視線を向けると丁度同じくらいの高さにある窓から此方を窺う相手と目が合い。ぱちぱちと数度瞬きをした後に何やら企んだような悪戯っぽい笑みを浮かべると木の幹に手を付きながら器用に枝の上で立ち上がり。一瞬ふらつき掛けたのを堪えて改めて相手の方を向くと先程の呼びかけへの返事とばかりに相手の名を呼び、言葉を続けたかと思えば次の瞬間足元の枝を強く蹴り木から相手のいる窓へとひと思いに飛び移って)
( / 初めまして、絡みありがとうございます！王子様のような幼馴染様、何とも凛々しくて素敵です！お転婆の一言では溢れそうなヤンチャ者の娘ですが、これからどうぞよろしくお願いいたします。)

＞伏見センパイ
ッ、いったぁ…っ！…あのねぇセンパイ、挑戦と無謀は紙一重なんですよ？１ミリも変わらない背伸び繰り返して挙句すっ転ぶようなのは無謀って言うんですよ、むーぼーう！ご理解出来ましたかぁ？
(ふっと急に相手の体が後方へと流れたのを視界の端に捉えれば思わず手を伸ばしそのまま小さな背中を抱え込むものの実質己は文化系、相手を支える程の体勢もなくそのまま一緒に転がってしまえば二人分の体重を受けて床と接触した腰を呻くような呟きと共に擦って。とは言えクッションの役割位にはなれただろうか、相手を後ろから抱えたまま呆れた様な溜息をひとつ零せば半ば説教じみた言葉を続け、小馬鹿にしたような口調のまま相手のつむじを人差し指で何度か付けば肩越しに其方を窺って)