何処ぞの殿様 2017-10-29 07:36:58 |
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>瑠璃殿
――ふむふむ、流石は信長殿が城にあらせられる。清須は城下町もえらい華やいでおるなぁ。
……ほう、かように珍しい格好のおなごまで…ってなんだん、泣いておんのか。
( ふらりふらりと城下町を練り歩きつつ、きょろきょろと辺りを見渡し人や町並みの華やかなことを楽しんでいると、前方に何とも言えぬ不思議な出で立ちの娘が一人立っているのを見つけて。ぱちぱちと両目を瞬かせ、やれ一体なんだあれは、と顎に手をあて目を凝らして見てみると、何やら娘は怯えてその目に涙を溜めている様子。路行く者たちはそんな彼女を遠巻きに見ているだけで、声をかけてやる者もいないらしく、あれまあ如何したものかと急ぎ彼女の方へ駆け寄って。相手の目の前に立てばその震える小さな手を掬い取り、軽く腰を屈めて顔を覗きこみつつ、口調やわらかに尋ねかけ )
娘や、どうした?迷い子か?
( / 初めまして。絡ませて頂きました!小動物のような瑠璃ちゃんの愛らしさにぶわりと庇護欲が湧いてしまい、早速距離が近めになってしまいましたがご迷惑でしたら一発ばちんとビンタでも喰らわして下さいませ…!家康の毒牙にもお気を付け下さいね(?)。どうぞよろしくお願い致します! )
>陽向殿
――は……やいやい、今んは一体何事かいな!はてはこれも南蛮の技……ひゃー、でら恐がいげえ。
……あっ、これ、ちょっこし待たんか!
( 突如往来の真ん中に強烈な閃光が放たれると共に、空間がぐわりと捻れるように歪み、咄嗟にかたく瞑った両目をゆっくりと開けば、やや前方には先程まで無かった筈の一人の男の姿があり。あまりに現実離れした出来事を目の当たりにし、腰を抜かしてへたりと地面に尻もちをついてしまい。ああ己の無識なこと何たるや、あれはきっと鉄砲同様、南蛮伝来の新戦法に他ならぬであろう。その仕組みこそ見当もつかぬが、信長殿は離れた地へも一瞬にして兵を送り込む、そんな技をお持ちなのだ!なんと恐ろしい、恐ろしいが、やはり憧れる――と、全く筋違いな推測を立て、どきどきと胸を高鳴らしている間に、先ほど現れた男はさっさと群衆の中へ紛れていってしまった様子。はっと我に返り、急ぎ人だかりの中を掻き分け走りてやっと目当ての彼を見つければ、ぐいと強くその腕を掴み )
なあ、さっきの技は何と言うんか!?おぬし、尾張の兵であろう!
( / 初めまして。家康で参加させて頂いている者です。陽向くん、良い意味ですごく大らかでタイムスリップも簡単に受け入れちゃいそうなところが堪らなく可愛らしく、これは愚息にも可愛がらせて頂きたい…!と早速絡ませて頂きました。あまり人格者とはいえぬ家康ですが、良ければどうぞよろしくお願い致します! )
>秀吉殿
ほう!遊郭ですかい。そらぁ名案ですなぁ、いやさすが秀吉殿!
( 相手からの思わぬ誘いに瞳を輝かせて食い付き、艶やかな遊女たちに囲われ酒を飲む未来を想像しては、ぽぽんと頭の周りに花咲かんばかりに満面の笑顔を浮かべ。しかし真昼間の往来にも拘らずつい声が大きくなってしまったことに気づけば、おっといけないと口元を両手で押さえ、今度は小声で相手へこそこそと耳打ちしして )
……して、花街はどちらでありますかな?
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