Ανθρώπινη ιστορία【3L可/ファンタジー/一部学園/戦闘アリ/途中参加歓迎/一部制限アリ/基本自由要相談】[再建]

講義『魔法と武器』

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*魔法

魔法というのは、失われた神の奇跡⋯その残滓というのはもう言ったね？
神は地を作り、風を起こし、水を流し、火を天へ置く事で世界を作った
そこで初めて生命を産む場所を作ったんだよ

その奇跡をほんの僅かに再現できるのが魔法さ
地を操って壁を作り、風を起こして雨を降らせ、水を流して生命を潤す
⋯火は知られちゃいないが盗まれた技術だ、本来ならずっと天にあり続けるものだったんだよ
アレがあったから争いは起こったとも言えるだろうしね

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*魔物

魔法の話をする時、魔物の存在は切って離せないものだ
魔物、読んで字の如くかな、魔法と言う概念が存在する限り消えないものだよ
まず魔法を使う際、消費するのは体を循環する、生命力の様なもの⋯これを魔力と呼ぶ
これは魔法を行使する際、僅かに魔素として大気中に放出される
ドロスティアはこれを浄化する術を持っているが、その他のヒトは違う
大気中に放出された魔素は流れて、崖や谷⋯或いは山や森、沼地などに流れて溜まる
そういった溜まり場ではある現象が起こる、魔素を取り込んだ動植物の凶暴化だ
それらを総称して｢魔物｣と呼ぶんだよ

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*武器

武器を初めて作ったのはセルモスだ
彼等が火から武器を生み出すすべを手に入れた
それまでも、石や木を削ったナイフは存在していたが、その殆どがヒトを殺める為ではなく、漁や農業の為に存在していた
武器は他の国に勿論伝わった

アエーマは武器を祈りに不必要と早々に斬り捨て
スィモスはこれを見て神の気持ちを取り戻す事を思い付く
ドロスティアは武器が災いを呼ぶと予見し、危険性を他国に忠告した

祖国を失った人間は、武器を見て自らの土地を切り拓く術を見つけた
これが、エピゾ戦争
世界で初めて行われたヒト同士の戦いだ
決着は分かってるだろう？

武器はその後、国によって様々な進化を遂げる
ゲーギは防御に重きを置いた鎚や斧、大剣、大楯などが発達する
フォティアは槍やナイフ⋯日常生活に置いてよく使用するものが、緊急事態が起きた際に武器に変えられるようになっている

人間は体格が良くないし、魔法も強くない、小さな力で大きな威力を出せる様に工夫した
銃や大砲が一番わかりやすいかな
引き金を引くだけでヒトの命が奪える

ドロスティアは弓矢が多いね、自然から借り、自然に返す
決して、不自然の生まれないように

この話を聞いて君はどんな武器を使いたいと思った？