主 2017-10-09 17:40:46 |
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>シュカ様
ん…?何かしらこの音ってえ!?
(耳に届いたのはガシャンという、何か重いものが落ちたような音。丁度音が聞こえてきたのは、後ろの方だったか。振り向けば、地面に倒れクルクルと持ち主もおらず車輪が回る車椅子と、その持ち主であろう女性が倒れ込んでいた。その女性からの声に気づけば、慌てて駆け寄っただろう。視界に入ったのは、キチンと整備されていないのか段差が酷い煉瓦道。なるほど、彼女はここを進もうとして車輪が引っ掛かって転けたのかと判断しつつ、地面に片膝をつき彼女へ手を差し出そうか。「お嬢さん、大丈夫かしら?うーんと、そうね、車椅子に戻した方がいいわよね。多少なりとも、触るけどいいかしら?」
女性同士なのだが、端からみれば異性同士に間違われるだろう、経験上確実にだ。許可なく触り、悲鳴を上げられたり、不信感を抱かせてしまうと、今後の行動にも差し支える。そう考えれば、彼女の怪我の有無を確認すると同時に、触ってもいいかと訪ねて。)
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