血塗られた楔【和風/戦闘/ファンタジー/人数制限有り】

>真

お嬢様、分家からのお手紙が…鍛練中でしたか、失礼致しました
（もう夜も濃くなっているというのに、先程分家から手紙が届いた。少し目を通したが、大体の内容が早くこの戦争を終わらせてくれなどという身勝手なもので苛立ちを感じたが、当主であるお嬢様に見せないわけにもいかないため、彼女を探し廊下を歩き。中庭に当主の影を見つけ、早足でそちらへと向かって。当主のシルエットのみ捉えていたため、鍛練中だとは気づかず声をかけてしまい、無礼をしたことに気づいて直ぐ様、謝罪の言葉と共に頭を垂れ、言葉を待って。）



>All

…もうこんな時間か…、見回りをするか
（私室で事務仕事をこなし、大体が片付いたところでふと時刻を確認するともう日も暮れ空も藍色で染まった頃で。仕事もそろそろ片がつく、全て終わらせてから見回りに行くよりは、今行った方がいいだろう。結界があるとはいえ、それが破られる前から動いた方がお嬢様への負担は少ない。
軽く崩れた着物を直し、鎖を手にとれば邸の外へ出て。警戒を最大限にしながら、辺りを歩き始めて。）