遠野 千尋 2017-09-16 18:35:11 |
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…ッンぁ…っふ…えん、の
(息継ぎの仕方を褒められて髪を撫でられると嬉しくなるも、やはり恥ずかしいものは恥ずかしくて。でも自分のまだ足りないという胸奥の感情を見抜かれていたのか、一度口を離すことに成功するも、相手の声が耳元を擽って再び綺麗な顔が近づいてくれば唇を塞がれて。ビクッ体が震えたが抵抗することはなくて、むしろ嬉しさに少し瞼を震わせながら肩に添えていた手を相手の首に回しては此方に軽く引き寄せて舌を絡ませて。浴室だからか自分の声や口付けによる水音が良く響いて、それを恥ずかしく思いつつやめられなくて、懸命に舌を絡めていくもふと少しだけ怖くなってきて。まだ付き合っている訳でもないのにこんな大人のキスをして、もしこれ以上のことをしたら。それは遊びの関係になってしまうのではないかと不安で。そもそもこの大人のキス自体、合意の上とはいえ許されるものなのだろうかと考えるも、一度快楽を覚えた体は目の前にある甘い蜜を手放すことはできずに自分からも深く舌を絡ませていき。「…ぁ…ン…、遠野…体洗わなきゃ。」でも流石にずっとこうしていたら逆上せるとは反対に相手の体が冷えてしまうと思い、唇を離すと少し切なげな瞳で相手を見て。)
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