遠野 千尋 2017-09-16 18:35:11 |
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…俺が…俺が決めなきゃ駄目…?
(相手は耳の形が好きだと言ってくれてこの照れ臭さをどうしようかと思っているうちに額が合わさって。視界いっぱいに相手の綺麗な顔が広がって、相手の言葉に本当にのぼせてしまうじゃないかというくらいクラクラしてしまい。額に当たる柔らかな感触にそれが唇だと気付いたときには自分は無意識に前を向いて相手に髪を洗い流してもらっており。その丁寧さに目を細めつつもやや瞼を伏せては、いまだしてなかった先程の返答をぽつりと呟き。相手はいつも自分に選択肢を与えてくれて此方の気持ちを優先してくれる。でも自分が選択して自分の気持ちを口にするのは不安で怖くもあって。相手はしたいと言ってくれているのだから後は自分が最終決定をするだけ。恥ずかしさやら不安やら色々な葛藤をしつつ再び口を開き「…俺、遠野にしてほしい。怖くない…と思うし、明日休みだから寝れなくて平気。」と結局自分の気持ちを吐露して平気と前を向いたまま頷いて。)
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