遠野 千尋 2017-09-16 18:35:11 |
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…ああ…何か改まって言われると照れるな…。…でもありがとな。
(自分の作った料理を味わいたいとストレートに言われてしまえば何だか照れ臭い。素直に照れ臭いと告げつつ礼を口にして。彼の口から紡がれる言葉は妙に自分の胸をざわつかせる。こんなに密着したいと思わないなんて言われてしまえば勘違いしてしまいそうになる。彼は自分をそういう対象として好いてくれているのではないかと。確かに自分の中に彼は存在する。愛しく思っている自分がいる。彼と許されるだけ一緒にいたいと思っている自分もいる。今は嫁期間でこんなに密着したり触ったり出来ているがそれもいつまで引き伸ばせるやら…。彼に好きな奴が出来ればそれまで。また教師と生徒に戻らざる負えなくなる。ずっとこのままで居られるわけではないことも分かっている。この想いを伝えようか…いや、一教師に想いを告げられても彼は迷惑に感じるかもしれない。首筋に顔を埋める彼の髪を優しく撫でて)
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