遠野 千尋 2017-09-16 18:35:11 |
通報 |
『ぐ、確かに西園寺さんのお嬢様たっての希望で援助は続けるという話を頂いたが…ふう分かったよ。君にはまた似合いのお相手を紹介する。その時はまたよろしく頼むよ。』
(相手の気迫に圧された様子の校長は冷や汗を流しつつもまだ凝りていないようで次の見合いを仄めかすような言葉を残して去っていき、去り際に此方に嫌な視線を向けられた気がしたが気にせずにいて。扉が閉まりまた二人きりになれば相手のほうへ近づき。「あんたも大変だな。あの校長、人の話聞いてたのかな?…でもさっきの遠野超かっこよかった。」校長が去った扉を見遣りやや眉寄せるも、自分を庇う発言をしてくれた相手を思い出せば嬉しくなって目を輝かせ信頼と尊敬の眼差しを向けて。校長に蔑ろにされたのは全く気にしていない様子で。「それで…さっきの話の続きの返事が聞きたいんだけど…」校長が割り込んできたことであやふやに途切れてしまった相手との約束。相手の答えが聞きたく軽く見上げる形で視線向けて。)
トピック検索 |