遠野 千尋 2017-09-16 18:35:11 |
通報 |
>334 遠野
…じゃ…行く。…ヤバ、そろそろ出ないとまじで遅刻する。片付けやりたかったけど…悪い。…看病は俺が勝手にしたくて押しかけただけだし…また遠野がピンチのときはいつでも駆けつけるよ。
(自分が来てくれたら嬉しいと言われれば安堵すると共に胸に熱が灯って、先程は言い淀んでしまったが今度は目を伏せながらも行くとはっきり零して。しかし時間のことを言われてスマホで時間を確認してはそろそろ出ないと危ない時間。本当は片付けも相手の着替えも手伝いたかったが相手の言葉に甘えることにしては立ち上がって鞄を肩に掛けて。「見送り…してほしい。…へへ、なんかこれだと俺が嫁さんに送り出される旦那みたいだな。」見送ってもいいかと聞かれて少しでも相手にはゆっくりして欲しい気持ちもあるが少しでも相手と居たい気持ちがあったためコクリ頷き。そして相手の手を取って一緒に玄関まで来ては靴を履いて相手に向き直ると何だか仕事に行く旦那を送りだすお嫁さんみたいだと思いクスクス笑って。まだ一緒に居たかったが学校で会えると思い我慢するも最後に少しだけと相手に近づくとキスしそうな距離まで近づいて軽くハグしてはすぐに離れて「…じゃ、また学校でな!行ってきます。」とニッと笑って玄関の扉を開けては手を振り相手の家を後にして。学生鞄には相手とお揃いのキーホルダーがきらりと揺れており。)
(数日後の放課後の学校、今日は帰りに保健室に寄って相手の家に料理を教わりに行っていいかお願いしようと思っていたのだが今はその気持ちに迷いが生まれていて。原因は昼間聞いた噂。購買でパンを買おうと思った時、丁度女子の先輩たちが相手の話をしていて相手が好きな自分は会話の中の‘遠野先生’に瞬時反応して聞き耳を立ててしまい。そしてどうやら相手がお見合いをするとのことで、どうせ噂だと思うももし本当だったらと思うと一気にテンションが下がって結局購買では何も買わずに昼休みが終わり、放課後の今の時間になっていて。相手の元へ直接聞きに行く勇気も出ずに滅多に来ない図書室に来ては隅っこの机に突っ伏して悶々と一人悩んでいて。)
トピック検索 |