遠野 千尋 2017-09-16 18:35:11 |
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>320 遠野
…ッ、ごめん。大丈夫…一緒にってそれは恥ずかしい。…でも風邪治ったみたいで良かった。
(相手に抱きとめられては衝撃で目を瞑るもすぐに謝って。でも何となく離れたくなくてすぐには起き上がろうとせずに続く相手の言葉に恥ずかしげに視線を彷徨わせ。相手から体調は大丈夫だと聞き、実際顔色も昨日に比べて随分良くなったように思えば、心底安心して良かったといつもよりも柔らかい微笑みを零して。「あ…母さん。…ん、でも大丈夫。この時間ならまだ帰ってないし今から連絡すればギリ間に合う。」相手にギュッとされて離れがたい気持ちが増して胸にスリッと頬を擦り寄せかけたとき母親のことを言われるとハッとなって。相手の胸元に身を預けたままポケットからスマホを取り出して時間を確認すれば、まだ学校に行く時間の前。母親はいつも自分が家を出てから帰ってくるため、自分が家に居なくて焦ってることはないと思い大丈夫と告げると、そのままメール画面を開いて『 友達が風邪を引いて泊りがけで看病をしていた 』と流石に教師の家に居て寝過ごしたとは言えずに心苦しいが嘘を吐いてメールを送信してはホッと息を吐いてポケットにスマホをしまいなおすと再び相手に身を預けて。「…遠野の音がする。…あ、朝ご飯準備するよ。…つってもまたレトルトのお粥か冷凍ご飯あればおにぎりくらいしか作れないけど。」トクトクと聞こえてくる鼓動に頬を緩ませるも、今日は普通に登校日。少し身を離して相手を見てはまだ病み上がりの相手には少しでもゆっくりしていて欲しくて朝ご飯を作るのをかってでて。)
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