（MHA）さらにむこうへ！

　　耳郎さん、



耳郎さんは､ちゃんと自分の意見を持っていて凄いと思う､…俺とは大違いだ､( ずーん、 )…柄じゃないことを言わせてしまった申し訳無さで消えたい、( 照れている相手に申し訳無いことをした､という思考に至り､溜め息交え、 )…そ、そうかな。彼は尊敬に値する明るさを持っているような気が、( 複雑そうな顔する彼女に小首傾け、 )…有り難う､君のような人と言葉を交わせることは有り難いことだね、( 瞳細めては控えめに笑み、 )






　　峰田くん、



そ､ういうことじゃなくて、その…自分に自信を持っているというか､…臆さない態度とか。格好いいと思う、( 自信ありげな彼に苦笑浮かべては頬ぽり、 )






　　緑谷くん、


あ、…いきなり話し掛けて申し訳無い、( 驚いた様子の彼に眉下げては勢いよく頭下げ、 )
…うん、ミリオが褒めてたよ､( 見知った人物の名前彼の口から出てくれば表情和らげたり、 )






　　上鳴くん、



電車が止まっても交通網が大丈夫なら何とかなるし、…有り難う、( 頬ぽり、 )



…事実を言っているだけだから、…勿体無くは無いと思うけど、( じ､と此方見てくる彼の視線に居心地の悪さ感じるのか猫背ぎみに背中丸め、 )念のために食べ物は常備するようにしてるけど､使えそうな物じゃないと､ね。…嗚呼､うん。出来ると思う、( 相手の言わんとしていること察しては苦笑浮かべ。何処かそわそわしている彼の言葉に頷いたり、 )
…上手く慰められた気がしない、御免ね( 慣れないことはするものではない､と大きな溜め息吐き出して肩落とし、 )優しくはないんじゃないかな、…上鳴くんの方が優しいよ、( へらりと笑う彼とは対照的に左右にぶんぶんっと勢いよく首振り、 )





　　常闇くん、



…嗚呼､えっと、よろしく。( あまり言葉交わしたことのない人物に緊張ぎみに声掛けて )