>小森ユイ 良いよ、ちょっと考え事してたしね。それに天使様を昇降口まで送ることくらいはしないとね (見えた影に緩く笑って昇降口へと歩き出す。暗い廊下は夜の放課後という澱んだ空気を孕んでいてそれに慣れ始めている自分に少しばかり呆れつつ、廊下を先立って進んで。とりあえず昇降口まで送ろう、それから自分はどう帰るかを考えようと)