（◉）　恋人募集板！？　

魔王サまァ、メルヴィを置イてドコに行ったノぉ …… ？(　小さい羽力なくぱたぱた動かし人気の無い道を飛んで　) メルヴィ、一人じゃご飯も食べラれないッてコト、魔王さまも知ってルのにィ … 人間ハ食べちゃ駄目って言われテるシ … 魔王さマ酷いー ＿＿＿ んン？なにこれェ (　ぐううと大きく鳴った腹を抱え乍ら大通りに侵入、目の前の壁に貼られた幾つもの紙を見付けると首を傾けて　) ふぅン …… 人間は此処に探シテる人の特徴を書いて貼ッてるのネ？なんテ非効率なノ！デも魔王さま綺麗だかラ此処に貼れば人間ガ見つけてクれルかも …… (　暫く葛藤した後、人間の文明に頼ることを決意しては何処からともなく羽ペンと羊皮紙を取り出し其処にさらさら、と　)


Ψ　ＭＩＳＳＩＮＧ　Ψ

まおうさま
１まんさいくらい
おんなにもおとこにもなれる
にんげんよりきれい
にんげんよりすごい！

みつけたやつには、おれいする

Ψ　Ｍｅｌｖｉ　Ψ


コれでいイのかなぁ？ここノ紙に書いてアる文字、簡単なやつシか読めナかったケど意味はあっテる、よネ？よし、これを貼ッて … (　眉間にしわを寄せ乍ら何度も見比べた後、鋭くとがった骨の先端で羊皮紙を留めて　) アっ、本物のメルヴィが探してるって分カるよーに、魔王サマへのメッセージも書いておカナいと！ (　慌てて再び羽ペンを取り出すと名前の下に " 魔王さまが居なくて寂しいです、お腹を空かせたメルヴィが貴方の帰りを待ってます " と特殊な文字で書き連ね。全体を眺めて間違いないことを確認すれば満足気に頷き、掲示板の前を後にした＿＿＿　)