主 2017-07-29 03:28:44 |
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>紘葉
―俺が目をかけた彼の民は、この程度であったという事か。
(その昔、朧暁自身が神として豊穣を司り倭国の民を支え続け、共に在った時期に思いを馳せて。倭国の民らしく、心の強い誇り高き彼等は、此の少女の様な姿を見せる事は決して無かった。依頼だからと罪無き者の殺 人を犯す事も可笑しいが其れ以前に、誰が見ても明らかに殺す事に対して言い訳を作っている此の少女。少女に何があったのかは知らないが、そんな彼女の安心を打ち消す様に嘲笑すれば、不意に能力の焔をその身に纏い。「生きる為?依頼?…俺の見当違いでなければ、以前の倭国は誇り高き者達の暮らす国だった。一体何からかは知らんが、お前が其の様に逃げているのは、其れ程までに倭国が堕ちた理由だとでも言うのか?」決して倭国を信じる事が出来なくなった訳では無い。只、然し。目の前の幼子は倭国に有るまじき姿を見せる。其の姿を見れば彼女に、見損なったと呆れ混じりの溜息を零して。「何なら、人殺しの原因となった其の記憶を、此の炎で焼き尽くしてやろうか。幼くか弱いお前が持つものでは無かったからこそ、こうなったのだろう?無くなれば、人殺しなぞせんでも済むんじゃあないのか?」逃げたと言うのなら、最早慈悲など持つ意味が無い。元々倭国の民の為に、人に手を貸した朧暁にとっては其の姿を見失った少女に手を貸す義理等無いのである。にやりと嘲笑う様にすれば、これ以上倭国の品格を落とさない様に無理矢理にでも其の記憶を消してやろうかと迄考えて)
(/ 可愛らしい紘葉ちゃんに失礼な事を言ってしまい申し訳ありません…!大丈夫でしょうか?( ふるふる、 )何だこの神様、やっちまえ!みたいな感じでボッコボコの滅多打ちにして下さっても全然構いませんので!← )
>翠嵐
そういう処が阿呆らしいと言っている。
(清流を思わせる髪をふわり、と翻して美しき龍は振り返る。唐紅の瞳は光を反射し爛々と輝いており、そうして此方を見つめる彼女はやはり同類の神なのだと実感して。然し其れでも朧暁は、神という座に縛られず人々を守る為と自主的に神を降りた身ではあるので、今となれば敵わないのではないかと何と無くぼんやり思考しており。其の直後、不貞腐れた様にする彼女に、少しばかり笑えば上記を述べ。歩き出した朧暁の後ろには彼女の気配がちゃんとあり、流石にもう之で迷う事も無かろうとは思うも前科があるせいか少々不安になって。何を思ったか彼女につつかれている尾を見れば、ふと思い付いた様に目を開き「おい、翠嵐。お前は放っておいたらもう一度迷子になりそうだ。どうせ突っついている位なら、其の儘掴んでいろ。」と、九つの内彼女がつつく一本を彼女の掌に差し出しては、くつりと笑んで)
(/ あばば、完成しちゃった() 当たり前じゃないですか!じゃないと翠嵐ちゃんの事こんなアホアホ言いませn← うざいのは…ちょっと…( すっとぼけ、← ) )
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