主 2017-07-29 03:28:44 |
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>朧暁
──分かった。手間をとらせて悪かったな。また、近々こちらに来る。
(国境警備の総指揮を担っている責任者とあれこれ、この前の会議で決定されたことなどを話終われば前記を言ってその場を立ち去る。帰路を歩きながら、あまり人目につくのは苦手なので、いつも通っている裏路地を歩きながらふと立ち止まり「……なぁ、暁」と相手の顔を見るとこなく相手の名をふと呼べば「──いつか、私が……鬼となったら、その時はお前の手で私を──」最後まで言い終わる前に風がビュウと吹き荒れると言葉が風にかき消され、口元だけが動き)
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