──…さーて、夜は冷えるからそろそろ部屋に戻って寝るとしようか。 ( 静けさの中、月光の下で互いに契りを交わせば笑み湛えつつ夜も深まる時間帯に縁側で彼と一緒に眠れるまで居るつもりでいたのだが、言葉を重ね触れ合う内に自身は眠気が遠退き目も冴えてしまい。然し、ずっとこの場に居ると夜は冷えるので風邪を引いてしまえば元も子も無い為に、これ以上は彼を付き合わせるのも悪いと話を変えて立ち上がり )