…きみは可愛いな。誰にも渡したくない、まあ渡すつもりは更々無いがな。 ( 唇を離せば瞳に映った照れ臭そうにする彼の姿を見ると頬を赤く染めたまま幸せそうに微笑んで。他の者が寝静まる頃、愛する恋人と二人きりで居れるこの時間が何物にも代え難く、愛おしげな眼差し向けつつ両手で赤みを帯びた頬に触れるとその言葉が口から漏れて )