Dark Passion（ 創作BL / 1：1 / 募集 ）

本当にいいの？…なーんてね！ごめんごめん。人気者の生徒会長は注目浴びて辛いね〜…色々と。じゃあほら高城、早く行こう。
（言葉とは裏腹に微かでも直に感じる可愛らしい握り返しに、一瞬抱きしめてやろうかなんて考えが頭をよぎるがそこは理性を保ち、少なくとも相手が手を繋ぐことを嫌に思っている訳では無いのだと察し見透かしたような、何処か悪そうな笑みで鎌をかけるように本当に離してもいいのか問うて。しかし、ここで迫るわけにもいかないのと、相手に少しでも寂しさを与え自分を意識してもらうために少し間を開けてからパッと手を離しニッコリ笑顔でさっきのは冗談だと上書きして。ジロジロと見なくとも感じる視線に人気があるから自由に出来ない事をやれやれと演技っぽく嘆くと、ポツリと小さく意味深な言葉を残し。相手へと視線を向け手でおいでとジェスチャーをし一足先に教室の出入口に向かえば、ニコニコと笑顔で＂それじゃあ皆さんごゆっくりー＂と捨て台詞を残して。）