Dark Passion（ 創作BL / 1：1 / 募集 ）

うん。
（相手も気付いていなかったらしく遅れる反応に気付き、お願いされれば快く頷いて。｢ああ、了解。｣キッチンで作業する相手を横目に、言われた通り口寂しかったため出してもらっていた煎餅を一枚手に取るとカスがこぼれないよう気を付けながらボリボリと頬張って。話し相手がいなくなって暇になれば自然とスマホへと手が伸び、開いた瞬間親からの通知が来ておりその内容は少々お節介なところがあり苦笑いを漏らして。）

……何かあったの？
(肉や野菜などを一口大に切り、レシピ通りに作っていると相手の煎餅を食べる音が聞こえてきて。自分が出したものを食べてくれていることに安心していると、相手がスマホを見て苦笑しているのが目に入り、どうしたのかと思うと調理の手を止め相手に疑問を投げかけ。)

え？…ああ、いや。親から返信来たんだけどさ、掃除しとけだの失礼のないようにだのちょっと煩くて…。まあ、俺が家に誰か呼ぶなんて珍しいからなんだろうけどね。
（返信を打っていると相手から何かあったのかと問われその意味が分からずに問い返すが、相手の視線がこちらに向けられているのを見ると先程の苦笑いを見られたのだと理解し笑みをこぼし。親から返信が来たと手にあるスマホを相手に見えるよう少し上げると、内容を簡単に伝えそれが正直少しお節介と感じたと苦笑いで説明して。しかし、親がこんな反応するのも自分が友達など家に呼ぶのはほぼ無いに等しく、それ故に驚きや興奮、動揺などが合わさり要は心配でそう言うのだろうと柔らかい微笑みを浮かべ憶測を述べて。）

え、そうなの？…優君って友達多いからよく家で集まってるのかと思ってたんだけど
(人望のある相手ならば、友達を家に誘ったことも多々あると思っていたため相手の言葉には驚きから目を丸くしながら思っていたことを口にし。そういえば、自分も誰かを家に呼ぶのは初めてなことを思い出せば、もう少し丁寧に掃除などをしておくべきだったと後悔し。だからこそ相手の親の反応も当然のものであると思い。お節介だと言う相手に対し「でも親としては当然の反応だと思うよ」と笑いながら告げ。牛肉を炒めおわると一口大に切った野菜とともに煮込み始めたため、一度相手のもとに戻ろうとエプロンを付けたままソファへと戻り始め。)

友達ね…俺あんまり他人を自分のテリトリーに入れるの好きじゃなくて。
（普段の自分を見ればそう思うのは不思議ではないのだろうが、決して周りに心を開いているわけでもない自分からしたら彼らを家に上がらせるのは癪に障るもので。傍から見たら友人である彼らを思い浮かべては一瞬遠くを見るような真顔に戻りボソッと小さな呟きを放つと、すぐさま苦笑いへと切り替えられ笑いを含みながら軽い感じで理由を述べて。｢そうなのかな？ちょっと心配し過ぎだと思うけど…っていいの？離れちゃって。｣今どき高校生の息子相手にここまで言う親は居るのだろうかと眉を下げて笑っていては、相手がキッチンから戻って来たのを不思議そうに見てはキッチンと相手を交互に見て。）

そうなんだ…、本当にお家にお邪魔しちゃっていいの？
(相手のテリトリーに入って良いのか疑問を感じると不安げに思ったことを問いかけつつ、普段はしない表情に魅入っていて。軽い感じで言ってはいるものの、表情から深い理由があるのかなと思うと深くは追求せず。「親だったら心配はするんじゃないかな？…え、あとは野菜とかに火を通してからルーを入れるだけだから大丈夫だよ」自分には心配してくれる親はいないため羨ましく思いつつ、高校生にもなれば普通は鬱陶しく思うものかと思い。相手の問いに笑いながらキッチンを指さし、弱火でじっくり煮ることを告げるとソファに腰掛け自分のジュースを飲み。)

勿論。美良生は他人じゃないからね。寧ろ特別な存在だから。
（不安そうな相手とは真逆に相手の問いかけに華やかな笑顔で即答すれば、勿論相手は想い人であるため家に上げるのも寧ろ喜んで誘うという気持ちを込めて伝え。｢そうかー。まあ、嫌っちゃいないんだけどね。…へぇー、そうなんだ。…でもなんか、新婚みたいだよね、こうしてると。｣心配されるのは当然なんて事はまあ常識的に気付いてはいるのだが、それを要らない世話だと思うのは思春期のせいかひねくれた性格のせいか。それでも嫌いなわけじゃないんだと照れくさそうにハニカミ補足して。カレーは今煮込んでいるのだと教えてもらうと、大した知識のない自分はそういうものかと感心し納得して。エプロン姿で自分の隣に座る相手に視線を向けてはニヤニヤとからかう気満々で新婚みたいと言ってみて。とは言えそれを喜ばしく思っているのは事実で、最後には嬉しそうな笑を見せ。）

と、特別って恥ずかしいな
(相手からの愛情表現には慣れてはきたものの、いまだに告げられるまっすぐな言葉には恥ずかしさが勝り羞恥から頬を微かに赤く染めると居心地悪そうに相手から目を逸らしてみて。さらに相手から”新婚みたい”と告げられれば猶更頬を染め「と、突然何言うの…」と照れ笑いを浮かべ、動揺を隠すように大分冷めた紅茶をグビグビと飲み干し。揶揄われていると感じるも、相手の嬉しそうな笑みにそれ以上何も言えずにいて。)

いやー、エプロン姿の美良生見たらつい。あ、記念に写真撮っていい？
（紅茶を一気に飲み干す相手に多少なりとも反応していることが分かり、クスッと笑ってはニコニコと相手の姿に言わずにはいられなかったと伝えて。滅多に見られな姿だよなと思いまじまじと視線を向けていれば、ふと記念に残しておきたいと思い、それならと机に置かれた携帯を手に取るとカメラを起動し内カメラにしては撮る気満々準備万端で撮ってもいいかと尋ねて。）

む、無理無理…っ！写真とか恥ずかしくて無理だから
(相手にまじまじと見つめられることも恥ずかしさがあるのに、記念に写真を撮りたいと言われれば顔の前で手を振りながら嫌々と首も横に振り。相手から顔を隠すように相手から顔を背けると背中を向けるようにソファに座り直し。ソファの上に行儀悪くも両足を上げ、三角座りをするとぎゅっと体を縮こませてみせ。)

えー、そんなに嫌がる？ごめんね、美良生が嫌ならやめるから。
（構えようとしたところで相手から拒絶されてしまいピタリと動きを止めれば、向けられてしまった背に腕を下ろし相手の方を向き背凭れを肘掛代わりにしてはがっがりしたような声でそんなに嫌かと尋ねて。しかし、こんなに嫌がっているなら無理強いするわけにもいかないと素直に謝り、背凭れに置いていた方の手で相手の背中をぽんぽんと優しく叩くとスマホに目を向けホームボタンを押しては相手を思ってやめることにし。）

なんか、こんな普通の恰好を写真に残されるとか恥ずかしいから…。恥ずかしいとこみせちゃってごめんね
(相手が写真を撮るのをやめてくれたのがわかれば落ち着きを取り戻し、ゆっくりと相手のほうを振り返り。先ほど激しく否定したことが恥ずかしくなれば申し訳なくり自分の背中をぽんぽんと優しく叩いてくれた相手の手を両手で握りしめれば謝り上目づかいで相手の反応を窺い見て。)

いやいや、恥ずかしい事じゃないよ。誰にでも苦手な事の一つや二つ、あるものだから。それに…いつか毎日見れる時が来るかもしれないしね。
（相手の言い分を聞けば、謝ってしまう相手にそんな事気にしなくていいよと微笑みを浮かべ握られた手をこちらも握り返し。苦手ならしょうがないねと微笑んだまま肩を1度上下させると意味有り気に言葉を連ね繋がれた手に開いていた手を乗せ、結婚は出来なくとも同棲はできるからと僅かな可能性にも期待しているのだと加え、ニッコリと笑顔を見せて。）

どうしても昔から写真って苦手で…。毎日？……え？
(握り返された手にほっと一息つきつつ、微笑みを浮かべ。相手の意味有り気な言葉に、最初は理解ができずにいて、相手の言葉を繰り返し。何度か頭の中で反芻するうちに理解できれば一気に顔を赤くし戸惑いから腐抜けた声しか出ずにいて。)

はは、顔真っ赤。良かったー、引かれなくて。美良生のその反応じゃチャンスはあるみたいだね。
（顔を赤くした相手に茶化すようなセリフを言いつつ表情はどこか嬉しそうな笑顔をしており、次にはあんなくさいセリフを言っても引かれなかったことに安心したと述べて。加えてその相手の反応から嫌がってはないと予想し、チャンスは確実にあると判断しニッコリと笑って。）

で、でも男同士だと、結婚は……。あ、そろそろ煮えたと思うからルー入れてくるね
(相手の言葉に引くことはなく、むしろ嬉しいとは思うものの性別のことがあるためモソモソと呟き。相手の嬉しそうな笑顔を見ると、心がキュンとするのを感じつつ眩しい笑顔を直視することが難しくなると逃げるようにキッチンへ向かい始め。)

あ…。美良生って結構照れ屋だよね。まあ、そんなとこも可愛いんだけど。
（逃げるようにキッチンへ行ってしまった相手の背をどこか寂しげに残念そうに見送ると、答えを今聞こうとは思ってはいなかったしこれも予想できた事なため微笑ましそうに笑って。相手の方に体を向けソファの背凭れに寄りかかるように腕を乗せては、今まで見てきた反応から相手は照れ屋な部分があるよなとからかい半分本音半分で述べ、続けてそれをフォローするかのようにそこもまた可愛いと惚れっぷりを出して。）

優君が恥ずかしいことばかり言うからだと思うんだけど…
(自分は照れ屋ではなく、相手の言う言葉が自分を照れさすのだと言い。さらに可愛いと言われれば恥ずかしそうに肩をすくめ、”可愛くないから…”と小さな声でしっかりと否定をし。料理の続きをするため、鍋の蓋を開けると人参にしっかり火が通っていることを確認しルーを割り入れ弱火で煮込みだし。「もう少しでカレー出来上がるからね」と相手に向かって教えると、カレー皿を取り出すなど準備をはじめ。)

恥ずかしいって…。でもそっか…俺のせいか。それはそれで嬉しいね。
（己の言っていることを恥ずかしいと言われてしまえば、否定することは出来ず苦笑いで反応し。しかし、自分のすることで相手が反応してくれるのはなんだか嬉しいもので、例え自分が悪いように言われてもポジティブシンキングで答えて。もうすぐ出来るからと食器等の準備を初めた相手を見守りつつ、ルーを入れたことによりカレーの良い匂いが漂ってきては｢あー、美味そうな匂い。｣と笑みを零して。）

なんで優君ってそんなに平然としてるの…
(相手の言葉にいちいち反応してしまう自分に対し、平然とした態度の相手に対しブツブツと呟くように文句を言ってしまい。いつか相手の慌てた反応を見てみたいと思えば、どうすれば相手が慌ててくれるか考えを巡らし。ちゃくちゃくと準備を済ませると、器にご飯とカレーを盛り相手のところまで持っていき。相手のおいしそうという言葉に「口に合えばいいんだけど…」と他人にご飯を振舞うのは久しぶりのため自信なさげに言い。)

平然っていうか…単に思ったこと言ってるだけなんだけどなぁ。…もしかして、本当はそういうの得意じゃない？
（決して上機嫌とは言えない相手に、多少は相手に意識してもらいたさがあるが大体はあまり気にせず思うがまま言っていて。もしかしたら自分の都合の良いように捉え相手は本当は不快な思いしていたのではと不安そうに尋ねて。カレーを運ぶところまでしてくれた相手にありがとうと感謝を伝え。｢大丈夫だよ。少なくとも俺よりは料理上手だから。｣不安げな相手にいつも料理している相手が失敗することはないだろうし、普段料理のしない自分よりは確実に安全であると本人よりこちらが自信を持ちその意を笑顔で述べて。）

得意じゃないというか…、恥ずかしいだけだから
(思ったことを素直に言うこと自体が苦手なため、素直にモノを言う相手のことを羨ましく思う反面、恥ずかしさもあるためつい過剰に反応をしてしまうだけと告げ。不快な思いはしておらず、むしろ照れくささのほうが増しており。「感想はきちんと教えてね」相手にスプーンを渡し、感想を待ち。優しい相手の言葉にキュンとし、微かに頬を染めてみせ。)

そう？なら良かった…。でも嫌われたくないから控えめにしとくね。
（どうやら嫌な思いはしていないようで、ホッと安心しては良かったと安心した微笑みで言って。しかしいくら相手が恥ずかしいだけと言えど、このままずっと言い続ければ嫌われる可能性もあるんじゃないかと思い眉を上げた笑みで控えるよと述べて。｢食レポ？出来るかな……いただきます。｣きちんとなんて言われてしまうとテレビでやっているような所謂食レポを要求されているのだと感じ、苦笑いで初めての心配をしては微かに緊張しながらスプーンを握り手を合わせて。一口口に運びしっかり味わうと、｢…うん。やっぱり美味しいよ。具材の柔らかさとか、トロみとか、結構俺好み。｣と一度頷いてから笑顔を見せ、思っていた通り美味しいよと述べて。相手の作ったこのカレーは自分にとって完璧にとまではいかなくとも十分近く、微笑んではそれを伝えて。）

…僕が優君を嫌いになることはないと思うんだけどな…
(恥ずかしいことを言われただけで嫌いになることはなく、また憧れの相手である相手のことを嫌いになることは無きにしも等しいため苦笑しつつ感じたままを言い。スプーンを口に運ぶ相手を自信なさげに見つめながら感想を待ち、相手の感想を聞けばほっと一息つきながら自分もスプーンを口に運び。「優君の口に合ったみたいでよかった」いつも通りの味になったことに安心したように微笑み、相手に対し話しかけ。)

だとしたらこの上なく嬉しいね。でももしも、美良生が俺を受け入れてくれたら…その時は嫌われようが何だろが、絶対離さないから覚悟しておいてね。
（自分を嫌いになることはないと言ってくれた相手に、本当にそうなればもう何も要らないと言っても過言ではない程嬉しく、その気持ちを伝えるように笑って見せて。しかし、この先相手が受け入れてくれて愛し合うような関係になれたら、もしも本当に嫌われてしまっても掴んだ手を離すことはしないよと、相手の手をぎゅっと握り口角を上げ相手を真っ直ぐ見て。｢うん、ありがとね。…誰かと食べる食事は美味しいってよく言うけど、確かに一人の時より良いかも。それに美良生だから余計かな。｣自分のことを考えてくれる相手に気遣いやらカレーやらの色々な意味を込め微笑んで感謝を伝え。また一口口にすると、まるで実験でもしているかのように客観的な言い方で感じることを述べ、その相手が彼であることもプラスになっているのだろうと笑顔を浮かべて。）

離さないって…例えば？
(手を握られれば無意識に握り返し、相手の言葉に嬉しさを感じながらも離さないと言われれば具体的にどういった感じなのかを気になり始めると相手に問いかけ。「確かに誰かと食べるご飯っておいしいね」相手の言葉に同意すればどうでもいい人よりも、気になる相手とのほうがご飯はおいしいのかもしれないと感じると同じく相手に微笑みかけ。)

え、聞くの？んー、そうだね…どこにも行けないよう繋いで、どこか人目のつかない所に、二人だけで一生暮らさせる…とか？
（握り返される感触に安心していれば、何故か己の離さないという言葉に反応してきた相手にピクリと反応し、まさか深堀させるとは思っておらず若干戸惑い。聞かれたからには答えなきゃと考える素振りを見せ、答える内容は願望でありながら監禁を思わすもので、こんな事本当にしたら犯罪もいいところだと心で自嘲し流石に引かれるかもしれないと思い表面上は冗談っぽく見せて。｢良かった、同じで。…美良生はいつから料理始めたの？やっぱり一人暮らし始めてから？｣相手も同じことを感じていたのだと分かれば嬉しく微笑み返し。カツカツと食べ進めながら、知りたいと思っては一度手を止め問いかけて。）

そうなんだ…。でも、二人で暮らすのは楽しそうだよね
(相手の返答を聞けば、想像以上に考えられており相手の執着心の強さを思い知ることができ。自分にとっては相手の執着心の強さは好ましいものであり、引いたりすることは一切ないため相手の希望を聞けば楽しそうだと感じ。「えっと、元々料理が好きで。でも、一人暮らしを始めてからかな？本格的に始めたのは…」相手の質問に食べる手を止め、しばらく考えた後答え。自分のことを知りたいと思ってくれている相手に対し嬉しくなり、ふわっとした微笑みを浮かべてみせ。)

…俺が言える立場じゃないけど、美良生ってちょっとズレてるよね。普通楽しそうなんて思わないよ。
（まさか、と予想外の返答が返ってくると僅かに目を開き言葉を失って。絞り出す様に出だしはゆっくりと言葉を連ね始めて。己も人とは違うのを自覚しているのだが、目の前の相手も人とは違う感性の持ち主だと感じ、この子は大丈夫かと思わず思ってしまい、嫌悪や否定ではなく心配からそう述べ苦笑いを浮かべて。しかしその声にはどこか嬉しさが乗っていて、僅かながら弾みがあり。｢へぇ、料理好きかぁ。じゃあ自分で学んだ感じ？お母さんとか、お父さんに教わったわけじゃなく？｣料理好きと相手の微笑みに可愛いなぁと密かにキュンとして。嬉しそうな相手に嬉しくなりこちらも和ましく微笑みながら、一人暮らしをしてからという言葉からの予想を言ってみて。）

え、そう…かな？だって、好きな人とずっと一緒にいられるって素敵なことだと思うんだけど
(自分の感覚がずれていると言われれば、不思議そうな顔をしつつ首を傾げ。言葉が足りなかったと思えば、先ほどの言葉に付け足すように言い。心配そうな表情から嬉しそうな表情になる相手を見ると、今更ながら相手が独占欲が強いことに納得し。「そうだね…。親から学んだっていうよりは生きるためにしかたなくかな」相手の予想に、普通はそうだと思いながらも自分の場合は親に頼れなかった分自分で何とかするしかなかったためであると苦笑いしながら告げ。)

それはそうだけど…今はそういう話じゃないというかなんというか…。うん、いや。美良生がそう思ってるなら何も問題はないか。
（確かにただ二人で暮らすだならそれはもう幸せだろうが、今は合意があるかどうかの話をしていたわけで、それを踏まえた言葉ならよりズレてるしそもそもそこはスルーしたのだろうかと悩んではなんと言っていいかと眉間のシワが増え。しかし、少し考えた後、そんな難しい事はいいかと考えるのを放棄し、幸せならいいよなと笑顔を見せ。｢生きるため？そんな切羽詰まってたの…？……美良生の家ってもしかしてなんか、訳あり？普通の家庭では無さそうだよね…。｣思っていた答えとは真逆な返答に驚きと戸惑いが合わさった反応を見せて。しかし一人暮らしならそうゆうものかとも思い視線を宙に向けては一人自己解釈して。それよりも相手の様子に学校で見た弟に関する時と言い今と言い、何かありそうだと思っては遠慮がちに尋ねてみて。）

…？優君は違うの？
(相手の眉間のシワが増えたことを不思議に思うと、悲しそうな顔をしつつ相手は二人きりが嬉しくないのかと見当違いの質問をし。相手の笑顔を見るとほっとしたように笑いかけ。「えっと、そこまで切羽詰まってたわけではなかったんだけど、家に居辛くて。だから一人暮らしを始めたんだけどね」相手の遠慮がちな態度に慌てて首を振ると、そこまで切羽詰まっていたわけではないと説明し。家族の中に居場所がなくなってしまったために一人暮らしを始めたと簡単に説明をはじめ。)

単純に、二人で暮らせたら幸せだろうなぁ。美良生は俺のお嫁さんで、俺は美良生の為に働く。いやぁ、幸せ過ぎてやばい。
（ただ二人で暮らすのは己の夢であり願望。それが実現したらどんなにしあわせだろうかと一人妄想に耽り、緩む表情で口元へ手を持っていき、最終的には真顔で馬鹿な発言をし。｢そっか。でも居辛いかぁ…。俺の隣ならいつでも大歓迎だからね。俺の場合、人が居なくて寂しいくらいだからさ。｣言葉ほど苦しい状況では無かったことにホッと安心したように笑みを零し。しかし何も無いわけじゃないらしく、家に居辛いのだと述べる相手にあえて明るく笑顔を見せ、家に居たくないなら自分の隣にいればいいと表では少し演技を入れ冗談っぽく、しかし内心は本気でそう思っていて。）

僕はお嫁さんにはなれないんだけど…、でも優君と二人でいられたら楽しいだろうな
(性別故、相手の嫁にはなれないが友達としてでもいいので一緒にいられたら幸せだろうと同じく頬を緩めながら話し。「ありがとう。そっか、ご両親忙しいって言ってたよね…。寂しいんだったら、僕の家で良ければいつでも来てね」相手の言葉に素直にお礼の言葉を述べ、寂しいという相手に対しては、相手の周りには取り巻きがいるため自分なんかの出る幕はないだろうと思いながらもいつでも話し相手になるため家に来てほしいと告げ。)

そう思ってくれるなら何よりだよ。きっと幸せにしてみせるよ。
（自分と一緒なら楽しそうだと言ってくれる相手に嬉しそうに笑顔を見せては嬉しさを表現するかのように肩を抱き寄せ、相手の為なら何でもするとかどんな犠牲も払うとか裏で思いながらその時はきっと幸せにしてみせると優しい声色で述べて。｢本当？じゃあお言葉に甘えて、用事がない日以外はこさせてもらうね？｣お礼を言われると微笑み返し。相手の提案に一瞬軽く目を輝かせると遠慮なく乗っかることにして。とは言え、毎日じゃなくとも要は入り浸る気満々なわけで流石にそれはアウトだろうかという気持ちはあり、断られる覚悟も念のためしておいて。）

なんか、プロポーズみたいだよ優君
(肩を抱き寄せられ幸せにすると告げられると、恥ずかしそうに眼を伏せながら相手の言葉がまるでプロポーズみたいだと感じ。居心地悪そうに肩を揺らすも、相手のそばは落ち着くため相手の肩に寄りかかり。「うん。一緒にご飯食べたいな」相手さえ良ければいつでも来てくれてかまわないと告げ、一緒にご飯を食べれることを嬉しがり。)

嬉しい？でもプロポーズするならもっとロマンチックにいかなきゃね。
（自分では意識は無かったがプロポーズみたいだと指摘されると何となく自分でも納得でき、楽しげに軽く笑うと茶化すように嬉しかったかと尋ねて。本当にプロポーズする時が来たならもっと雰囲気を大事に、記憶に残る様なロマンチックにしたいと思惑を述べて。｢ありがとう。美良生からのOKなら遠慮なく毎日来れるや。ああでも、都合悪い時は言ってね、無理に押し入らないから。｣OKを出してくれた事に素直に喜び微笑んでお礼を言うと、軽く調子に乗って冗談交じりに毎日来る気を述べて。しかし、直ぐに相手の時間を壊す気は無いからと無理な時は素直に言ってくれて構わないと言っておき。）

…嬉しかったよ。優君ってロマンチストだよね
(誰かに求められるというのは自分にとっては嬉しいものであるため、素直に嬉しかったと答えるも実際には同性であるため結婚というのは無理であることはわかっており。心の中では、相手と実際に結婚することができる女性の人は幸せだろうなと考えており。「基本的には暇にしてるから、来てくれるなら嬉しいな」毎日遊びに来るという相手に対し、暇をしているから大丈夫と告げると嬉しそうに笑いかけ。)

まあね。女子受け良いし、人気得るには打って付けだよ。でも正直要らない思考回路だよね。
（人気を得るなら先ずは女子の好感度を上げるのが先決だろうとネットで女心やらモテ術やらを勉強し、三年近く続けた結果がこれだということを潜め笑い混じりに述べて。｢そっか、じゃあ遠慮なく。学校だけじゃなく、放課後も美良生と一緒なんて、最高だよ。｣嬉しそうな相手に良かったとこちらも笑顔で言葉に甘え。これからはこうやって放課後相手の家で一緒に晩御飯を食べたり、話をしたり、同じ時間を過ごせることに歓喜し。）

やっぱり、優君って女の子にモテるんだね。要らなくはないと思うけど？
(女子受けが良いと聞けば、相手の取り巻きの女子たちを思い浮かべやはりモテているのだと素直に感心し。相手が努力をして身に着けた能力だと思えば、必要なものだと思い。「優君って変わってるよね。僕なんかと一緒に居たいなんて」自分と一緒に居たいという相手に対し、不思議そうな顔をしつつ相手のことを変わっていると言い。相手は自分のどこがいいのか再度悩み始め。)

女子にモテようが男子にモテようが、本命に振り向いてもらわなきゃ意味無いんだよ。
（周りからの好意や憧れの眼差しに気付かないほど鈍くは無く、見て見ぬ振りで誰のものにもならない。それが己の今までの策であったが、いざ本命が現れアタックしても肝心な時に役に立たないモノなんて必要ないだろうと肩を竦めて。｢そうかも。でも例え変人と呼ばれても、美良生の傍に居られるなら何も問題は無いよ。｣普通ではない事は自覚済みであるため、変わってると言われても頷くのみで。しかしそれは自分にとって気にすることではなく、自分に自信の無い相手の傍に居られればそれだけで十分だと微笑み。）

そうなの？…役に立ってると思うけどな
(自分も少なからず惹かれているため、役に立っていないわけではないと思うと無意識のうちに呟いており。呟き後、まるで自分が相手にとっての本命であると己惚れてしまったことに気付くとこの今の呟きが相手に聞こえていないことを祈り。「…ほんと、優君って変だよね」変人と言われても自分と居たいと言う相手に対し、呆れと嬉しさが混じった笑顔を浮かべると愉快そうに囁き。)

…現に一回振られてる様なもんだしね。まあ、初めてじゃないし、これで諦めるつもりもないけど。
（相手の呟きは上手く聞き取れず聞き返すような場面でも無かったためあえて流し。役に立っているはずだと言いたいのだろう相手に、その君から告白を断られたわけだし役に立っていたとしても仲良しこよし程度だろうと笑いを含み軽い感じで肩を竦めては、慣れたことだし、だからといって諦めるつもりは無いと意思表示して。｢変な俺は嫌？もっとまともな人が好みっていうなら努力するよ。｣相手の反応からそれを嫌っている様子は見られないのを知った上で、ちょっとしたジョーク程度でそう発言してみて。）

…？頑張ってね？
(自分のなかでは相手を振った覚えがないため不思議そうに首を傾げると他人事のように相手を応援し。相手を振るなんてどんな高嶺の花なんだろうと、見当違いのことを考え。「嫌じゃないよ。変な優君も優君だし。…僕だけに見せてくれる姿って嬉しいし」周りにはまともだと思われている相手が、自分の前でだけは変わった姿を見せてくれることが嬉しいと素直に言い。相手の冗談に、こちらも冗談ぽく返し。)

……うん、ありがとう。頑張るね。
（すっかり通じているものだと思っていたがどうやらそれは出来ていないらしく、他人事に感じられる相手の言葉に理解出来ずに一時固まっては、すれ違いが起きているものの修正はせず、遅れた反応で微かに笑顔で返事を返し。｢美良生は特別だからね。皆には秘密だよ？｣完璧に自分本来の姿じゃなくとも他人には見せないところをさらけ出しているのは、やはり相手が自分にとって特別だから気持ちが先走るのが原因だろうと検討はついているがそれを改善する気はなく。人差し指を立て口元に持っていくと秘密だよと告げクスッと笑って。）

応援してるから、僕にできることがあったら言ってね
(相手が誰かとうまくいくことに寂しさを感じながらもおくびには出さずに、応援すると微笑みながら伝えながら、相手の好きな人がどんな人なのか想像を膨らませていて。「う、うん。みんなには秘密にしておくね」特別だと言われれば密かに胸を高鳴らせながら恥ずかしそうに微笑みかけ。相手の秘密を知るのが自分だけだと思えば優越感を感じつつ、相手の言葉に必死に何度も頷き。)

うん。…本当鈍感。
（押してダメなら引いてみろという作戦に使えそうだからと勘違いを起こしたままにしておくが、正直これで本当に大丈夫だろかとまだ計り兼ねていて。なるべくいつもと変わらない作り笑顔で頷くと、ボソッと心の声をもらし。｢ありがとう。でもそこまで気にしないでね。｣秘密を守ってくれるという相手に微笑んでお礼を言うと、必死に頷き少し力みを感じる相手にそこまで気に留めなくてもいいからと笑って。食べていたカレーは無くなり、緩く手を合わせごちそうさまと完食し。）


（/遅くなり申し訳ございません！最近色々と忙しくてなかなか返せなくてですね…これからももしかしたら毎日は来れず何日置きかとなってしまうと思います。もし嫌だと感じましたら縁を切っていただいても構いませんので…。）

…？お腹足りた？
(相手が何を言ったかうまく聞き取れなかったため不思議そうに首を傾げてみせ。ごちそうさまと手を合わせる相手に対し、足りたかどうか確認すると自分も完食し。「あ、食後のヨーグルトがあるんだけど食べれるかな？」カレーが足りたならば食後のデザートとしてのヨーグルトがあることを告げ、相手の反応を待ち。)


(/気にしないでください！遅くなる件了解いたしました。このまま志崎君と絡んでいきたいと思っておりますので、いつまでもお待ちしております！無理せず、来れるときに来ていただけたらと思います…！）

（/お久しぶりです。先ずは帰りが遅くなったこと、謝罪させて頂きます。3ヶ月弱放置してしまい誠に申し訳ございません。これは私の身勝手な行動のため無理な返信は求めてはいません。ただ謝りたかっただけですので。終わらせるための自己満足です。…ですが、あわよくばまたやり直せたら、とは思ってはいます…。恐らく届きはしないのでしょうが…。

こんな主得なトピにも関わらずお声をかけてくださったこと、とても嬉しかったです。貴方様出会えて本当に光栄でした。とても楽しい日々をありがとうございました。二ヶ月ほどでしたが、本当にありがとうございます。
今貴方様が幸せである事を祈っております。）

(/お久しぶりです！12月にはお返事を頂けていたのに気づくことが出来ず申し訳ありませんでした。自分の方も気づくのが3ヶ月以上経ってしまい、折角お声かけして頂けたのにと後悔しております。

志崎くんとの絡みは自分と致しましても続けたいとは思っていますが、今度は私の方が気づくのが遅れてしまい大変申し訳ありません。主様がいまこちらに顔を覗かせていらっしゃるか不明ですが、とても楽しい時間をありがとうございました。……重いとは思いますが、勝手に待たせていただきます。)

(／久しぶりに上げさせていただきます……！もう一度会えることを願って…)