結構ありますね、嫌いなもの。──…。( 淡々と挙げられていく嫌いな食べ物。意外にも多かったそれに思わずぽつりと呟いてしまうも、苦手にも関わらずちゃんと食べようとする姿に嬉しくなりながら口に入れる瞬間まで固唾を飲んで見守っていれば、誉めて頭を撫でたい衝動を抑えつつ相好を崩し笑みを浮かべて。 )…ふふ、…食べてくれてありがとう、カイトさん。