新堂カイト 2017-07-02 07:55:50 |
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( コンプレックス等無いと断言する彼。自信に満ちた瞳が羨ましいと思う反面、そんな彼が妬ましいとも思うが其れが彼の魅力。鼻を鳴らす小馬鹿にした笑みでなく、何処か優しさの感じる穏やかな笑みを浮かべたまま此方に伸ばされた手先は湿り気のある頭に乗せられて。その重みが心地好く思わず相貌を崩して顔を綻ばせると背中に呼び掛け )……おやすみなさい。( ──そう言えば明日は何時に家を出るのか聞いていない。何時に起きるべきかと頭を悩ませながら立ち上がって自室へと向かえば言われた通りに髪を乾かしてから寝台に体を休ませて。 )
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