新堂カイト 2017-07-02 07:55:50 |
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あぁ、飯は外で適当に──…、( ついいつもの癖で言い掛けるが、続く言葉は彼女と視線がかち合う間にかき消され。…そうだ、これからはこいつが居る。例え遅く帰ろうが、こいつの事だから何かしら用意していてくれる筈だ。そう思うとほっこりした気持ちに包まれ、思わず頬が緩みかけてしまい。それを察したらしい仁が微笑ましそうに此方を見ているのに気付くと、眉を寄せ軽く咳払い。視線を彼女に戻せばややぶっきらぼうに告げ ) やっぱ俺の分も作って置いとけ。帰ったら食うからよ。
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