ハッピーデイズ！(獣人/人間/ほんわか/NL)

【廊下】


>>砂里
………

（ その場を後にしようと背を向けたところで,此方を呼び止める声に再び其方へ振り返り。荷物は大部屋に運んである軽めの箱と,持っていたｷｬﾘｰｹｰｽ、その上,まだﾄﾗﾝｸの中には医学書等が入った重い箱が幾つか残っており。手伝ってくれるのは非常に有難いが,安静にしろと言った本人が,足を酷使させるのは如何なものかと暫し考え込み。出会った当初は此方（人間）に酷く怯えていたにも関わらず,きっと今も多大な勇気を振り絞って声を掛けたのだろうと想像すれば,その気持ちを無下には出来ず ）

.....じゃあ、俺が荷物を運ぶから, その間、車の鍵, 預けていいか。

（ 荷物を運び入れる際,両手が塞がる事を思い起こせば、ﾄﾗﾝｸの鍵と此方の自室の扉の開閉くらいなら出来るだろうかと考え。よく考えれば一人でも出来る事だが、ﾎﾟｹｯﾄから鍵を取り出し,上記を述べると相手へと軽く投げ。背を向ければ先に大部屋に置いてある荷物を取りに向かい ）