松野カラ松 2017-05-08 21:20:17 |
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>カラ松兄さん
ん、分かった!りょーかい致しマッスル!
(自分達がケーキ種であることを気にしていることに恐らく目の前の兄は気づいているのだろう。それでも尚、嫌な顔一つせずに優しく言葉を紡いでくれる相手に感謝の気持ちを覚えるとともに、ますます胸が苦しくなり。相手をもっと心配させてはいけないと必死にいつも通りを装えば、相手の言葉に頷く。そもそも自分の不注意が原因で、傍から見れば瓜二つで、自分と同じくケーキ種の次男や三男も危険に晒してしまった。…もし、自分ではなく兄まで狙われたら…そう考えると恐ろしくて堪らない。そんな嫌な想像にとらわれている中、相手が優しく気遣ってくれれば、少しだけ心が軽くなる。ぎこちない表情から少し柔らかいものになれば相手にお礼を告げた後家の中に入っては。
カラ松にーさん、ありが盗塁王ッ!!……今日なに着よ~!野球マン?きょーりゅー?
>チョロ松にーさん
ん!みんなにはヒミツね!!
(三男の表情が明るいものになれば、少しでも気持ちが楽になっただろうか…と自分の心の靄の様なものが少し軽くなる。更に相手に撫でられれば目を閉じて気持ちよさそうに。人差し指を顔の前に出し内緒のポーズをするとにひ、と笑いながら。ケーキ種の自分には大切な兄の事をしっかり守ることが出来ない。でも、だからこそ自分が出来ることは精一杯したい。もっと力になれれば…と思うが自分にはこれが限界。それでも、相手の事を少しでも楽にできたのならそれで満足で。突然何かを思い出したようにはっとした表情になったかと思いきや、長い袖を揺らしながら手招きをすると下記を。
そーいえばねぇ、かーさんがお隣のおばさんからワガシスウィーツ貰ったからたべていーよって!にーさんもスウィーツ一緒にたべよー!みんな来たらぜーんぶ無くなっちゃうから!
>おそ松にーさん
あいあい!せんせーよろしくおねがいしマシーン軍団!
(襖を開けた先には救急箱とその隣でいつになく優しげな表情で座る長男。普段なら怪我の処置は次男か三男にやってもらうのだが、こうして長男に処置してもらうのは初めてで少し新鮮な気分になる。ガサツでいい加減だと定評のある長男に処置してもらうのには一抹の不安を覚えるが、長男に優しくしてもらえるというのは幼い頃から変わらず素直に嬉しいもので。相手の言葉に片手を上げて元気よく返事をすると長い袖をゆらゆらと揺らしながら相手の前に来て。膝を折り曲げて座っては、消毒が染みるのに耐えられるようにとぎゅっと目を瞑っては、相手を急かすように下記を。
ねぇねぇにーさん、まだ?まだっすか?
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