ハンジ 2017-04-27 18:58:21 |
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≫ミカサ
俺はお前の父親だ、関係ないわけがないだろう。何を色気づいてるか知らねぇが…お前にはまだ早い。明日の朝までに直せ、…いいな。( またか…。年頃の娘を心配して掛けた言葉に対しても大抵この台詞で返される。少しの変化も見逃さないようにしているのは普段の会話が少ないからこそで。娘に悪い虫がつくのは許せず、背けられたその横顔を見やりながら注意し )
≫ハンジ
チッ…回りくどい事しやがって…。構って欲しいなら直接言えば済む話だろうが。( 怒られるのが分かっていて、何故わざわざ散らかす必要があるのか理解に欠けると言いたげに眉間の皺を深くしつつ、以前は構って欲しさによくちょっかい出してきた相手を思い出す。─そういえば最近、それもなくなった。当時はそれが鬱陶しかったが、いざ無くなれば物足りなくなるとは勝手な話だ。複雑な思いを振り払いつつ向かったキッチンは何事もなく安堵するも、目についたまな板の汚れが気になり、続いてキッチンにやって来た彼女に問い詰め )
おいハンジ…これを消毒したのはいつだ?
≫エレン
ああ…ただいま、エレン。いい子にしていたか?( 玄関で怒っていようがお構いなしに駆け寄ってくる末っ子。その無邪気な笑顔に毒気を抜かれ、思わず表情が緩む。受け止めて抱き上げれば、「今日は何して遊んだんだ?」などと問いかけながら一緒にリビングへと )
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