羊川 メイ《羊》 2017-04-13 12:53:39 |
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(角をフードで隠し、人間の多く住む繁華街まで降りていって人に成り済まし買い物を済ませ。弟に渡す土産の紙袋を片手に、帰り道の桜並木を歩いて。すると行く手を遮るように花弁が舞い、つられて足を止め。優しい風がふわりと白髪を靡かせ、花弁に導かれるままに歩道を逸れて草叢を行くと、自分より歳下にみえる1人の人間が 桜の下で寝転んでいるのが見えて。人がこんな場所に居るのは珍しいと、フードを目深に被り角を隠して、興味本意から近寄っていき)
>真生
今日、美味いミカン入ってる?マンゴーは?あぁ…それと、それ。あとこれ。
(人の多く集まる商店街。行き交う人々の波に乗り、目指すのは果物を売る露天商。山積みになった果物のワゴン前に立ち、弟に持っていく果物を選んでいると、突然背中にドンと重たいものがぶつかる感覚が。衝撃で体が前のめりになり、角を隠しているフードが外れるのを咄嗟に恐れると頭を片手で庇い。反動で、腕に抱えていた紙袋は地面に落ち、買ったばかりの新鮮な果物が、地面のあちらこちらに散らばって。ぶつかってきた柄の悪そうな人間の若者は、自分と劣らずの長身で「痛ってェな!どこに目ェつけてんだ!」こちらを怒鳴りつけ、足元に転がった果物には目もくれず)
…………
(男に苛付きを覚えるも、街で騒ぎを起こせば目立ってしまう、そのジレンマから押し黙り)
>all
(/絡み文も置いておきますねー)
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