ドール 2017-04-12 22:15:59 |
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バス停の端で僕は足踏みをした
海の見える街の端で僕は風に流された
夕焼けの終わりに僕は水を飲んだ
猫の帰り道僕は息を吸っていた
変わることのない 想いも
君がいなくなれば 疑心暗鬼だ
淡い空色 手を伸ばしても
欲しいものなんて
一つとして
見つからない 見つからない
意味さえ自然に失うんだ
死んでいく 死んでいく
君も僕も
深い海へと遠る
バスに揺られて君は眠っていた
海の見えるバスの中で 僕は
君を眺めた
朝焼けのはじめ
眩しく眩んだ先に
君のいつかの
顔が目に映った
そう気がしたんだ
変わってしまった 想いは
君がいないせいで
元に戻すことなんてできないよ
暗い夜に 明かり灯しても
消えてくれない
一つとして
咲いてしまった 睡蓮に
僕は君の葬式を見たんだ
明日の変え方を 誰か僕に
おしえてほしかった
ほしかったんだ__
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