ペラペラの紙 2017-03-29 01:55:49 |
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(古びた洋館の一室。普段は重厚なカーテンで遮られているその部屋は珍しくも窓が開けられていた。風に揺らめくカーテンの隙間からは夜空が覗き、ふと見上げると…ワインに浸ったような色の月が爛々と輝いていた。)
──ッは!
(飛び起きた反動でベッドが揺れる。あの月が夢の中の景色だったとか、どれくらい寝ていたのかとか、埃が立つのを気にとめる余裕さえなかった。空腹だ。ただそれだけ。落ち着かない呼吸のままベッドを降りれば、シャツを整えることさえ忘れて食物を探しにキッチンへ。冷蔵庫に
は何か入っていないか、戸棚には、どこかに獲物になるモノはないか)
(/おはようございます。お久しぶりです。久々に目が覚めたのでこちらにまた顔を出させて頂きました。お屋敷が残っておりほっとしています。ペラペラの紙さん、ありがとうございます…!もし、もしもまだ誰かいらっしゃいましたら、寝坊ばかりでだらしのない吸血鬼のお相手をお願いします)
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