ペラペラの紙 2017-03-29 01:55:49 |
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>ルイン様
(振り払われないのをいいことに、主人の冷たい温度を堪能してから手を離す。背後に感じる主人の気配が目の前の扉とあいまって檻のよう、それでもこの首に巻かれた縄を掴む主人が、こんな狼を欲しいと言ってくれる…甘い毒だ、なんて倒錯的なのだろう。するりと手から逃れるように扉を開けて、廊下へ進んでは口角を歪めて笑う。行儀が悪いだなんて思わないけれど、だって口にする予定の料理は狼の執事なのだから、けれど…折角住人が眠る静かな屋敷だ、どうせなら普段できない遊びをしたい。恭しい一礼は、いつも通りのはずなのにどこか演技のよう、)
お食事は食堂で…ああ、コーヒーをお持ちいたします。角砂糖も_甘いモノはお好きですか?ゴシュジンサマ
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