ペラペラの紙 2017-03-29 01:55:49 |
通報 |
>アオイ
どうせ食べないし。
(自室の棚の奥に突っ込んで忘れた頃に出てくる事が簡単に予想できて。たかが安物のビスケット1袋でさも高級菓子を貰ったかのような反応に、人間達の世界ではこれが何かの特別な意味を示していたりしたっけ、なんて突飛な考えも浮かび。
>シロ
…要らない、犬でもないのに。
(差し出された指から漂う甘い匂いは麻薬のようにずくりと脳髄を痺れさせて。昔はこんな風に何かの食物一つにべったり依存を見せていただろうか、ここに来る前居た場所も思い出せないのと同じに、自分は随分駄目になってしまったらしく。
>リア
興味ないな。
(悪魔にとって、食事は空腹や味覚を満足させる為の物ではなくただの嗜好品、尤も自分に限った話かもしれないのだけれど。どんなにぴったり合う組み合わせの物を持ってこられたとしてもそれは混ぜ物をして薬の質を低下させてしまうのと同じように思えて、さらりと返した言葉は少し突き放すようで。
トピック検索 |