ペラペラの紙 2017-03-29 01:55:49 |
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>シャーリィサ様
_とても、人間のようで御座いますよ御主人様。香りを愛で、色を愛し、儚いものへ同情を寄せるのは哀れな人間の行為に近しいかと
(シャンパンに例えられるほどに高貴な香りを持つ紅茶、人間のように香りを愛でる趣味が吸血鬼に無いと思ったことは無いが…少なくとも、血の匂いよりは興味が無いものだろうと思っていて。人間の食事、人間の飲み物、人間のような感性を覚える主人は小説から出てきた人間のようで好ましい。小さく笑みを浮かべる主人に恭しく頭を下げては「すぐにお持ち致します、どうぞお待ちくださいませ」と一言…中庭だろうと、何処であろうと、嗅覚があれば料理が冷める前に見つけ出し運ぶことなど造作もない。今はただ、この人間のような人間ではない主人が何処を選ぶのかをゲームのように楽しみつつ目を細め)
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