ただいま食事中につき

>リア

そんな食べ方あったっけ。
(淡々とした口調で尋ねるも勿論ただの揶揄い。パンやビスケットで中和して味わう為の甘味はそのまま口に入れると劇薬のように舌をびりびりと刺す、変わっていると言われようと型枠通りの悪魔なんて聞いたこともないだろうと。

>シロ

攻撃するのは、主人に仇なす者だけ？
(そうならば屋敷に居着く寄生虫に、やたらと嫌味をぶつけてくるのにも納得できる、そんな事を考えていると影はジャムを盗み食いした相手を戒めるように大きく広がり、ぱちん、手を鳴らすと霧のように消えて、どうやらこの屋敷の番犬様様に比べると手が焼けるようで
>アオイ

ジャム、もう2週目だからそろそろ限界かな。
(ある日突然訪れる飽きは自分でも予想はつかず。また新たな依存対象が現れるまでの空腹を思い返せば、他人にどう思われようと今は幸福であると思えて。｢これあげる。｣ 見兼ねた店主がおまけにつけた安物のビスケットを半ば押し付けるように。