>憩様 …ご主人様 (黒い燕尾服の裾を靡かせて歩くは蝋燭で照らされた廊下。ゆらりと目の前でゆれた金色に数度目を瞬いてはそっと声をかけ頭を下げる、御用ならば何なりと…口にはしないが通じていることだろう。今日も今日とて西洋寄りの見た目と東洋の着物はとても艶やかで魅力的に見える)