>ユタ 差し出しますよ、勿論。私はこの屋敷の執事です (意地悪な問いだ。火からちろりと視線を悪魔に向けては小さく応えた声は寒さで少し震えていて。勿論この悪魔が狼なぞ食べないだろうという余裕から口角だけはニヒルに上がっていたが)