>ユタ様 …お持ち致しました、砂糖が必要かお聞きするのを忘れておりまして(部屋に入れば本を読む悪魔の姿。怠惰な姿ばかりを見ていたからか似合わない、と漠然とした感想を抱きつつユタの前、影を踏まぬように片膝をつけば盆の上に乗った珈琲とスティックシュガーを差し出して)