ペラペラの紙 2017-03-29 01:55:49 |
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>リア
忘れてくれていいのに。
(その茶会は、啓蒙、矯正、なんと名付ければいいのか分からないけれど、食事という行為を人前に晒すのはなんとなく気が引けるような。スプーンを瓶の蓋の上に寝かせて、軽く目を閉じ
>シロ
逃げ出さないように?
(屋敷に繋がれているかのように、帰り方が分からないのも蝙蝠羽が癒えないのも彼女のせいで、その理由はやっぱり嫌がらせとかのつまらない物で、とか、そんな不審な考えが浮かぶのはこの屋敷の濁った空気が頭の中を灰色に染めるからで
>アオイ
いや、さっさと部屋に篭って大人しくしとく。
(一応居候としての遠慮や引け目は感じる訳で、極力主人の目につかないようにや、使用人をやたらにこき使わないように、といった自分の中のルールもそれなりにあって。決してモラルに則って、ではなく単に自分が程々に居心地よく長く滞在できるように、という利己的な理由からではあるのだけれど。
>悠
最近寝る時間もバラバラで、
(元々は人間達とはほぼ昼夜逆転生活だった筈が、不規則な惰眠を貪るうちに所々生活時間帯が重なってしまってきているせいでこんな時間になってしまったのだと。このまま何日か起き続けで居たなら身体が勝手に乱れたリズムを直そうとするだろうか、という考えも少しあって。
>ルイン
他に誰が?
(相変わらず失礼な軽口を叩くも、向けられた瞳にぞわり、疎ましい程正直すぎるこの影が威嚇するように大きく膨らむのを感じて。幸い部屋は薄暗く、相手がそれに気づいたかは分からない、「…じゃあ、これも返せたし。」 本にちらと目をやり、一歩下がって。
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