ペラペラの紙 2017-03-29 01:55:49 |
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>フレア様
それなら手を繋いで差し上げます。さながらダンスを踊るように…それならご心配ありませんよ。
(沈んでしまいそうだと言う彼女に少し考えると海中で沈まないよう手を繋いで泳ぎましょう、と提案して。誰かと手を繋いで泳ぐのは造作もないことだし、それで彼女が喜ぶのなら喜んで行おうと考えていて、また、呼吸のことを考えると「酸素ボンベは重いかもしれませんが頑張ってくださいね」と軽く言い)
>ユタさん
承知しました、では食堂にどうぞ。
(己の心配を察してから体を温めようとしてくれる彼にほっと息を吐いて、食堂へと促して先を歩く。案外、優しい悪魔なのだな、と心の中で呟いた。でなければさっさと部屋に戻ってしまえばいいし、自分のことだって放っておけば良いのだから。暫くして食堂に続く扉の前に着くと、扉を開けてから横にずれ「どうぞ」と促して)
>シロさん
そうなんですね。シロさんがそこまでいうのなら経験してみたいものです…海の中で暖かいとなると熱い水が噴き出している穴か、生き物の腹の中しかありませんので。
(目覚めたくなくなるほどの暖かさとはどんなものなのだろう。水中では温かさとは無縁で、あるのすれば海底にある熱水噴出孔か、獲物として狩る鮫や鯨の腹の中ぐらいしか無いものでそれらすら目覚めたくなくなるほどとは無縁の存在だった。昔を懐かしむかのように目を細めるとくすり、と口の端を持ち上げて)
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