ペラペラの紙 2017-03-29 01:55:49 |
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>アデル
…まだ汚れてないからいいよ。
(長椅子の上、身を起こせば使用人の1人である彼女の方へと顔を向けて。勿論退く気もましてや手伝いに勤しむ気もなく。確かに床には塵ひとつとして見当たらないのだから掃除なんて止めて休んでしまえばいいのにと考えるのは、生真面目な彼女を怠惰の罪に嵌めたいから、な訳はなくただただ静かな部屋でもう一眠りしたかっただけ
>シロ
生け捕りでテイクアウトしてきたら褒めてやったのに、
(机に下ろされた血のにじむ袋からはもう命を感じない、そちらに一瞥のみくれてやると途端に興味をなくしたような様子でそう呟いて。犬は肉、吸血鬼は血、そして悪魔には魂、それぞれ好物が分かれているという点だけは世の中上手く回っていると思う。清廉な若い魂がいい、信仰心のスパイス、そこに絶望のソースをぶち撒けるのが好み、だなんだと言いたい所であるが滅多に食事にすらありつけない現状では、それらに当てはまらない粗悪品、つまり麻袋の中の彼ですら有難く頂けたはずなのにと勝手ながらの文句をつけて
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