ナツカン 2017-03-22 22:03:53 |
通報 |
『廃墟から出て来れた二組』2/4
――今現在に戻り、廃墟村入り口前――
AとE「(来ちゃった・・・・・・・)」
8人で廃墟村――廃村に訪れた後は二組ずつに分かれる。
男子のAとBさんそして女子のEさんとFさんの二組と
男子のCさんとDさんそして女子のGさんとHさんの二組。
このメンツ(※メンバー)で探索する事が決まった。
A達のグループ「・・・・・・(絶対わざとだ・・・・。)」
そして廃村に入り、二手に分かれて探索する事に。
Aグループ――
とある藁屋根の家で物探し。
A「Eさん何かあった?」
Aはそう言いながら棚や桐タンス等の中身を物色しながら彼女に話しかける。
E「う~ん・・・・・何も見つからな――あっ。」
Eさんはひび割れの鏡台の取っ手を引っ張ると青色のタグ付きのカギを見つける。
B「――――。」
F「――――?」
隣の部屋ではBさんとFさんの二人が何か話しながらキッチン周りを物色している。
B「おーい二人共!こっち来てくれ!」
AとE「?」
Bの場所へ二人で向かう。
AとE「地下への階段?!」
四人が集まったのは石窯のある台所。そこの隣には大きな食器棚が置いてあるのだが、
縦と横と奥の幅は限りなく広い。BとFがその違和感を覚えたのであろうその食器棚の
欠けて汚く使えない数十枚のお皿を松板で作られた床板に数枚ずつ乗せた後に動かし
たであろう痕跡が残っている。
そこにあったのはちょうど隠れやすいサイズの地下へ続く階段であった。
一方、Cさん達のグループは―――
D「い、急いで逃げろ!!!!バケモンが来てるぞ!!!」
四人が必死に逃げているのは真っ青な顔が二つで牙や角のある大男。
いかにも襲いそうな形相でC達のグループを追いかけていた。
ギィイヤァァァァァァァァァァアアアアア――――
この後何時もの8人で合流するが悲惨な運命に辿り着くのである。
トピック検索 |