名無しさん 2017-02-22 22:23:13 |
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…えっ、あ、あの…。
(仕掛けたのは自分、然し返ってきた返答は、冗談にしては妙にずっしりとした質量を持った声音で告げられ、嘘か誠かの判別は難しく。更にタチの悪い事に向けられた笑みが、又もや色香を纏ったもので鼓動は急加速するばかり。今迄普通に喋っていたのが不思議と言わんばかりに、口からついて出るのは意味のない単語の羅列で。落ち着かなげに瞳は彷徨い、目に付いた珈琲カップに手を伸ばしては一口飲み込もうとカップを傾けるも淹れたての液体は熱く、「熱っ。」と反射的に洩らせば直ぐ様カップを机の上に置いて。最早彼を迎え入れた時の爽やかな大人の風情は消え去り、只管に幼げな自分が表に出てきてしまうばかり。ヒリヒリと痛む舌先を唇からほんのり覗かせ、冷まそうとしたのか今度はショートケーキを多めに切り分けては其れを口に。スポンジの上にふんわりと乗ったクリームが口端に付くも、其処まで気が回るほど、冷静になれておらず。)
はい、とても。何処のケーキ屋さんのですか?今度、僕も買いに行こうかな…。
(あまりの美味しさに口へ運ぶ手の動きは止まらず。求められた同意には、少々無作法ではあるもモグモグと食べ乍、数度首肯して。ケーキの箱に印字されているお店のロゴを見つつ、然りげ無く情報収集してしまうのは性のようなもの。あわよくばそのお店で教授と遭遇出来たなら、と不埒な欲を心の奥に抱いて。)
(/此方こそ、有難うございましたっ!萌えパワーを充電出来ました。(笑)いやいや、教授の色気もヤバかったです…!未だに読み返して照れるというっ!そしてクリームを然りげ無く唇に乗せましたので、どうぞ頂いて下さいませっ!(←)
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