【　熱　情　】　非募集　

（振り向いた時には、何時も以上に爽やかな顔になっていた相手。この顔も好みだが、矢張り先日、自室で垣間見えた、頬を朱に染める其れが良い。照れ臭いのか、早々に自分から白い箱に向かった視線を思えば、清々しい迄の爽やかな表情を変えるのも、然程難しくないかもしれない。ドクドク、と血が滾る、男臭い自分を一先ず抑え込んでは、持って来てくれた椅子に着席。隅々迄綺麗に整理整頓された部屋は、自分の部屋とは大違いだ。歳下乍も、学ぶべき所が有るのは薄々感じてはいたが、部屋だけでこうも違いが出てくると、流石に情け無く思えてくる。部屋に戻り次第、軽く整頓しようかと慣れないことを考えるのは辞めにして、広い机の上に箱を置き、「ケーキなんだが。永瀬君の好みを知らないから──、どれが良いかと思ってね。」箱を開けると其処には豊富な種類の洋菓子が、一つ一つ誇らしげに詰められていて。甘いのには目が無いから、自分は何だって良いのだ。先ず、相手に見て欲しい、と其の箱をケーキたちが崩れない程度、斜めに傾けると机から少し離れた場所に居る相手にも見える様、角度調整し。珈琲は自分で淹れるか、自販機で買うくらいのもの、だから誰かに淹れて貰えるだけでも有難く、ふ、と双眸を三日月の様に細める）正解。ブラックだよ。

（/美味しく頂いちゃいますねっ！クリームも唇も！（待）ええええ…！！本当ですかっ？！同じ事を考えていてくれたなんてとっても嬉しいですっ！！同じく社会人だと考えていましたので、即レスな感じでーなんてお願いしたらご迷惑になるんじゃないかと、ずっと言えないでおりました（汗）此方も休みがバラバラ、且つ土日も出勤だったりと不規則でして。ただ、職業柄融通がきくので、礼央背後様の方で都合の良い日がお分かりになるようであれば、幾つか候補の日を教えて頂ければ合わせられと思います…！）