【　熱　情　】　非募集　

ああ、君か。此方こそ君のような出来の良い人が助教授になってくれて助かる。私の方こそ宜しく頼むよ。態々手土産まで…お、これは駅前のあの店のものだな？さ、堅苦しい挨拶はこれくらいにして、永瀬君も時間があるなら珈琲でも如何だろう？（入室してきたのは未だ若々しい、爽やかという言葉がぴったりな好青年。室内に降り注ぐ太陽の所為だけではない眩しさを相手に感じ、すっと双眸細めて。緊張しているとは悟れない程、丁寧且つ完璧な挨拶に勿論好感は持つが、これから一緒に仕事をしていく仲間になるのだから、肩の力を抜いて欲しいという気持ちも有り。紙袋から綺麗な所作で出された其れを有り難く受け取る際、軽く手に触れてしまった気がするが、当の本人には何の思惑も無い為気にも留めておらず。唯々、大好きな菓子折りに胸を躍らせる。まさか相手が自分の好みを事前に調査してくれている事など露知らず、菓子折りをテーブルの上に大切そうに置き、整理はされているが、書類や本の類いで自由に使えるスペースが殆ど無い其処を物を押し遣る事でやや強引に、二人で座れるくらいの場所をようやっと作り出し。「狭くてすまない。此処でも構わないか？」と申し訳なさそうにパイプ椅子を二脚用意したところで、カチッと沸騰した電気ポットの音が。強引に引き止めるつもりはないが、折角なら相手と一緒に食べたい。実験途中であることは最早頭の片隅にさえ残っていない様子で、二人分のマグカップを小棚から取り出しては、菓子と相手の顔とを交互に見遣り、なるべくフランクな対応を心掛け人柄の良さそうな笑みを向けて）無理強いはしないが、親睦を深めるという理由でもいい。君さえ良ければ一緒に食べてくれ。

（/どうぞ…！！もう骨抜きにしちゃってくださi（←）教授の好みとしてお菓子は物凄く甘ったるい物が好きです。ケーキやチョコとかが大好きで、アンタ女子かよ！ってツッコミたくなるくらいのレベルで（笑）飲み物は珈琲ですね。時々気分によって微糖を好む日もありますが基本、ブラック派です。疲れてる時に礼央くんから珈琲出されたら…嬉しくて襲っちゃいますから！覚悟しておいてくださいね（←）質問攻めバッチコイです！妄想が膨らんで楽しいのでっ！！）