【　熱　情　】　非募集　

（とうとうこの日がやって来た。助教授への昇格を命ぜられてから一週間、いよいよ彼の人の近くに行けるとなって、昨夜は遠足前の子供のように嬉しさと緊張で眠れなくなってしまって。変に気分が興奮している為、力を入れないと緩んでしまう口元。髪型も服装も念入りにチェックし、笑顔の練習も行なったから大丈夫だ、と己に喝を入れるよう何度も言い聞かせて。手には以前何かの雑誌で見かけた、教授が最近ハマっていると言っていた菓子折りを持ち、いざ行かんと潔く教授の扉の前へとやって来て早数分。ノックしようと持ち上げた手は無様に過度の緊張で震え、菓子折りを握っている掌にはじっとりと嫌な汗が滲む始末。廊下を過ぎていく他の人から変な目で見られている事にも気付かず、ただただ憧れの人に会う事だけに頭を占領され。脳内で勝手に梶間教授を思い描き、「大丈夫だ、礼央ならやれる」なんてことを妄想の教授に笑顔付きで言わせ勇気を貰うと、漸くに扉をノックして。張りのある声で扉の中の人に一声かけ、応答あるまで待つ姿勢で。）
梶間教授、本日から助教授になった永瀬です。挨拶に伺ったのですが、今お時間良いですか？


（/思った以上にストーカーぽくなってしまいました（汗）ロルですが、其方様の好みのものであれば良いのですが…。こんな感じが嫌だ、とかロル数もう少し短い、長い方が良いとか有りましたら何なりとお申し付け下さいませっ！そして、今後の為に教授様の好きな色とか誕生日などを教えて頂ければなぁと思っております！）