赤の女王 2017-02-13 17:46:29 |
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>チェシャ猫
そう。じゃぁ、数ある内のひとりのアリスってことか、俺は(随分聞き分けのいい、あっさりした返しになってしまったのは、背筋が震えたのを目敏く見ていていたから、そちらにばかり気がいってしまい。猫の彼を攻め立てたらどんな反応をするんだろうだとか、このまま彼をお持ち帰りしたいだとか不純な動機で振り回したくなってきて。指先まであと少しの位置で逃し、額小突かれればきょとんと目を丸くするも、そう簡単には手に入らないそのもどかしさがまた自身の欲求を強め、ぺろりと舌舐めずり。「ドードー鳥?その人となら出会ってソッコーちゅうとかできそ?」知らない名前が出てくるとまたも思い描くのはやらしい内容で、隠すことなく溌剌と言い切ればニィと歯を見せて悪い笑顔を作り。彼の名を知れたところまではよかったが、案内人ともなれば案内こそが仕事であり、先程デートなんじゃないかと期待した自分が馬鹿みたいに思えてくれば、頭を撫でられる心地よさと内心面白くないと不貞腐れる心が、ちぇと口を尖らせる複雑な表情へと出て。「なァんだ。チェシャ猫のお兄サンは俺だけを案内してくれるわけじゃねェの?」足を止めると気儘に揺れる尻尾をやや荒々しく掴んで、グイと強制的に己の方を向くように仕向けては、ミントグリーンの瞳に自分がはっきり映し出される距離まで顔を近づけて。「女王、って。俺性転換とかヤだよ?ぜってェ、嫌!」何を勘違いしたのか股間を隠すように内股にすると、身を寄せていた相手から離れ、じりじりと後退)
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