赤の女王 2017-02-13 17:46:29 |
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>テファン
――それでイィ、ピンクになっちまったら綿菓子って呼べねェもんなァ(頬を膨らませて顰め面を浮かべる彼が文句を垂らすように渋々ながら髪色を今の色から変えないと言うのを告げれば何処か満足げに頭を頷かせ、それでいて指先を伸ばし三つ編みにチョンと少しの力で触れれば「でも、ま。少しだけメッシュみたいに入れンなら、ベリーの綿菓子みたいで美味そうかもな」一瞬だけ触れた指先を自身の元へ戻してから、揃いを諦めた様子の彼へ提案を行って。彼に出会うより先に選んだ部屋が今ここで髪色に繋がっていることを彼の言葉お聞いたことで知れば堪らず運命かとらしくないメルヘンな思考が浮かび、そんなことを思った事が気恥ずかしいと選ばれたその部屋の前へと近づいて。「過ごしてみて違うのが良いってなりゃ、自由に変えろよ」部屋は嫌と言うほど有るんだ、と彼が選んだ部屋を使っていいと肯定代わりの言葉を述べて、言葉に合わせて扉を開けば少し煩いほどのゴチャゴチャとした、正に玩具箱の中身の様な部屋が広がっていて「要らないモンとか、邪魔なモンが有ったら空いてる部屋に纏めて置いて良いし。あとは自由に使えよ、もう此処は綿菓子の部屋だからなァ」開いた扉を手で支えながらゆるりと腕を組み、見比べても城で見た殺風景な部屋よりも己のデザインした部屋の方が素敵じゃないかと言葉にしないが口元にはそんな自惚れをチラリと覗かせて。片方の口角をグイと持ち上げれば「ウチの可愛い子犬は気に入ったンかァ」頭をひねる様に傾けて、彼が嫌がることは想像がつかなくても彼の口から感想を聞きたいと浮かぶ欲を堪えることなく言葉に変えて)
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