赤の女王 2017-02-13 17:46:29 |
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>チェシャ猫
あら、あら、あら。そんなに素敵じゃあ、この口があなたとお揃いになってしまいそうね(思い出す遊園地でさえ胸が躍る、きっと端から端まで不思議で面白い事に溢れているこの世界の遊園地の魅力など想像も追いつかないが泣き虫が笑顔になるなら自分なら口も裂けると言いたげに上がる口角の片方を更に指で軽く引っ張って。そこでまた相手が口にする住人の名前に口から指を離せば帽子屋、双子、芋虫と今日聞いた四人を頭で数えて図書館というのが城のどこだかにあると聞いた事はあり簡単だという言い方からしてそこの事だろうと検討をつけながらもう一度四人を繰り返し数えるが出店とは逆に骨っぽい指が絡まれば今度はしっかりと絡み返して「こんなの、猫は友達にすべきってくらい簡単な事よ」何やら楽しそうとは違う雰囲気を感じたがそれが嬉しい、なんてものだとは思わないまま先の持論を念押しするように言って、性別も年齢も何もかも違う人間と猫だが相手が友達、と口にすればこの気分の良さにしっくりきて「やっぱり首だけになっている暇なんてなかったのね」と笑い声を含ませて呟いてから「ふふ。言ったわね。女王伝手でなくても付き合ってくれないと嫌よ」にんまり笑みを深めてみせれば立ち上がり、スカートの皺を伸ばして少し体を追って座った相手を見下ろし「そろそろ城に戻りましょう。あなたがいないと森で意地悪されてしまうわ」日はまだ高いし会話も弾んだが公園にも随分長居をしたからと、相手が自分を一人にしないと妙に自信があれば立ち上がるのも待たずに後ろ歩きに何歩か進んでからくるりと回転、のんびりと帰路に向かい)
・・・・・・
もうこんな時間ね。
今日は長い時間お相手をしてくれてどうもありがとう。
そろそろお暇しようと思うので、公園から区切りをつけて締めたわね。
楽しかったし、こんなに素敵な友達が出来るなんて思ってなかったからとっても嬉しいわ。
また、時間の合った時にお話しましょう。
あなたに良い夢と明日がきますように。
おやすみなさい。
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