赤の女王 2017-02-13 17:46:29 |
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>テファン
(嫌がる事を前提にして向けた綽名にも関わらず裏を掻くようにその呼び方を認め、むしろ強要して来るほどの反応で。信じられないと言う様に目を丸くして甘ったるい声色に脳みそがゾクリとするような不思議な感覚を抱き。自分が思っているよりも彼は人との距離感を詰めるのがどうやら上手過ぎるようだ、初対面でこんなにもグイグイと来られるのは不思議な感覚で。その割には触れられることが嫌じゃないのも又不思議、ずりずり、と引き摺り歩いている感覚は有るが実際にはさして力が入らずに歩みを進めれることからも、彼がただこうしてふざけたいだけと言う事は十二分と伝わって。自身が告げた発言により返されたリアクションを見れば勝手に男だと思い込んでいたが、よもや女だったのかと驚きに伏目勝ちの眼を開き、丸めていた背を少しだけ正せば見てわかるオロオロとした戸惑いの雰囲気と行き場の無い両腕をソワソワと宙を舞わせつつ「綿菓子、お前、女だったのかよォ。__なら最初に、嗚呼くそ、違う俺が勝手に勘違いしてた。」男だと思っていたからこそ強気に出れていたのに、女だと分かれば自分の行った立ち振る舞いを思い出して居た堪れずに頭を自身の頭をワシャワシャグシャグシャと掻き毟り。マッサージまでして貰えるとは安い物、たまには外に出てみる物だと考えるのも一呼吸程の間。悪さを含んだ表情で笑みを浮かべて肩に乗る手と送られる申し出に状況を理解すれば"やられた"と気づいたのは手遅れの頃で。「そンかし、ちゃんとマッサージ頼んだぜ」肩に乗る手を揺らすように肩を上下と揺らして。「薔薇は悪戯が好きだ。道をあけてくれりゃァ良いが、四方八方塞がれるコトも少なくねぇなァ」元気一杯なその様子は見ているだけで己までも元気になり、さして無理して喋らなくても彼が言葉を綴ってくれていることを聞くだけで自分も賑わいに参加している気分になるのだから不思議な物。漸く薔薇を抜けて大きな扉までたどり着くと門番のトランプ兵へ簡易な挨拶を行ってから扉を開いて貰い「女王の前に行ったら本トにアリスかどうかを決められンだとよ。違ったときは___まァなんとかなるだろ」全ては聞いた話、外出が少ない己にとってアリスを拾うこと自体が雷に打たれるような確率で。だからこそ手探りのままにお大雑把な言葉尻で「じゃァな、綿菓子。俺は此処で待っててやるから女王に挨拶して来いよ」ヒラリと動かした指先で一層と大きな扉を示してから"女王陛下、新しいアリスを連れてきました"なんて控え目にその言葉を送り、それから暫くして扉が開けば見送るためにか手の平をヒラリと揺らして)
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